しずの湯 相模原
温浴施設 - 神奈川県 座間市
クラファンでチケット購入してたので、こちらへ。
電車を降りて、15分ほど住宅街を歩く。
目の前に現れた建物を見て、正直なところ、ちょっと不安になる。
外観はかなり年季が入っていて、不穏な佇まい。でも、たいてい面白い場所というのは、最初の印象を裏切るようにできてるよね。
中に入ると、受付と脱衣室は清潔にリノベーションされている。
BGMにはnujabesが流れているし、受付のスタッフは親切だった。
ここは銭湯ではなく、サウナに特化した施設。
だから体重計も、普通の椅子もない。余計なものは一切、存在しない。そういう潔さがある。
浴室は、かつての銭湯の男湯と女湯をぶち抜いてひとつにした構造。
壁や床に残るタイルの名残が面白い。
天井は驚くほど高くて、まるで小さな体育館のよう。
天窓から差し込む光が、ゆっくりと室内を包んでいる。
光の加減がある種、静謐な印象で、行ったことはないけれど、たぶんヨーロッパの温浴施設って、こんな感じなのだろう。
身体を湯で軽くほぐしてから、サウナ室へ。
想像以上に広い。上段に座ろうとしたら、天井が低くて、頭をぶつけた。
おかけで、しっかりと熱がこもっていて、湿度も申し分ない。
時計はない。室温計も、あるにはあるがよく見えない。
水風呂は2つある。広くて浅いものと、狭くて深いもの。どちらも地下水を使っていて、透明で、引き締まるように冷たい。
浴室の中央には、インフィニティチェアが置かれていた。椅子に体を預けると、1セット目で、きれいにととのった。
客層は若い人たちばかり。みな静かで、マナーがいい。かつて通っていたであろうおじさんたちの姿はない。
ただ、少し遠い。都内からも、駅からも。でも、そういう距離感も、サウナ巡りにはちょうどいい。
また来ると思う。
→ chat GPTに書かせたら少し村上春樹っぽくなった。
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