高砂湯
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
情報屋である萩の湯にイキスギマダムのアドバイスに倣い、ご陽気な気分が味わえる開店直後に入店。
先人たちの軌跡を胸に中野区は“高砂湯”
#37
靴箱や脱衣箱に振り分けられているキー番号37(サウナ)。
世のサウナ愛好家にとって特別な意味を持つ数字37が、周囲の目を引くような気がして基本来店時は欠番扱い。
そんな【極力モブに徹し、周囲の全裸と共に場に馴染むべし】が信条のボクに試練、本日使えるサウナ用ロッカーは上段は37番のみ。
急に襲いかかる37を使用する者の重責、ただの数字に慄く中年はとことん肝っ玉が小さい。
開店前の客層を思い起こし、現在爺様しかいない事を確認し本日は37を使用する者となる。
今日のボクはナニカが違うぞ!…言うてみただけだけど。
#青と赤
浴槽エリアはコンパクトな造り、壮観に描かれた松原から望む富士の壁画が美しい。
そうかと思えば今度は露天エリアに向かう導線上には赤富士のタイル画もあって、そのビジュアルは昔懐かしのファミコンのドット絵っぽくてキャワワ。
そんなふたつの顔を持つ富士の演出。
#ニョーンと伸びてる…
煙突を見上げながら浸かるシルキーバス、四方は塀で囲われているけど開放感はちゃんとあって“永住権求ム!”と書いたプラカードを掲げ、ここに居座り続けたいくらいの小さな小さな楽園。
夜はまた別の顔見せるんだろうと次回来館時の楽しみ方を心に刻み込んだところで時間も頃合い、サウナいこ。
#蒸し男になれ!
定員は上下段合わせると6・7名程度で温度計は88度を指す。
照明も薄暗くなっており自分好みの空間に早くも身体が反応を見せる。
サ室内のBGMはバックグランドミュージックだというのに大音量で主張をし続ける中、先日放送された『サ道』内のセリフにあった“思考から感覚”について考える。
確かにサウニング中に抱く感情といえば「熱い!」「早く出たい!」「秒針の進み遅くない?」と超感覚的、しかしそこに思考が入り込んでしまうと…
ん〜っと…
え〜っと…
うん…つうか熱い!!
まさかまさかの〝感覚から感覚〟へのスイッチングを果たし、自身に思考する脳みそがない事に気付いたところでサ室を出た。
#よもや病気
8歩で浸かれるオアシス。
22度の水風呂はサウナのセッティングと相性抜群で示す水温以上に冷たさを感じた…ような…
そこから15歩くらい歩いて外気浴エリアでパッカーンっとなったような…まー要は快楽からくる記憶喪失。
サウナ終わりに飲んだマウンテンデゥーを含め1000円ポッキリ。
「オ客サーン!ココイイヨー!安イヨー!寄ッテテヨー!!」
ではでは
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