中村浴場
銭湯 - 東京都 練馬区
友人の気が滅入っており話を聞くことに。
仕事にプライベート、30代半ばにして色々思うこともあるのだろう。
そんな悩める子羊に対し、当方気の利いたアドバイスなど持ち合わせていないし、そもそもそんなんしたくない。
ではそんな友人に対しボクがしてあげられることは何か…
「サウナの熱に焼かれてしまえばいい」
そう思った。
…つうことでオッサンが悩めるオッサンを引き連れて“中村浴場”にお邪魔した、そんときの話。
＃中村についての問答
向かう道中、友人から中村浴場について質問を受ける。
正直に特徴を述べても良かったのだが、弱った友人を一層弱らせてやろうと思い「じっくりゆっくり蒸されていく感じかな」…と、平気な顔して嘘をつく。
狂気じみた設定の中村サウナに限って“じっくりゆっくり”なんて言葉は存在しないが、まぁそれも含めてサプライズ。
#浴槽に立つ
互いに煩わしいのは勘弁なんでカランの段階から早々に別行動、そこに協調性は皆無。
離れたところから友人の動向を気にしつつ日替わりの『ヒアルロン酸の湯』に入る。
整形外科とかでよく聞く“ヒアルロン酸”というワードに何故か叶恭子の顔が浮かんだ。
ちなみに当初の設定だと、恭子さんは長女で美香さんは三女で、間に挟まれた次女はふたりの金品を盗み訴えられた、そんな素敵な三姉妹物語。
#燃える友人
いつものように長湯モード、中村さんちはサウナもいいけど風呂もいい。
粒子が細かいバイブラ風呂でアブブブしていると、ヒアルロン酸をチャージした友人がサ室に入って行く。
その3分後しらこいてボクも入室すると、上段に座る友人が汗発生装置と化していた。
おぉ〜いい汗かいちょるねぇ〜なんて思いつつ温度計に目をやると室内は120℃をマーク。
…アレ？話が違う。
前回来た時もたしかに100℃オーバーで相当だったけどここまで凄ごいとは。
この熱さ、乳首もげそうだしもうめちゃくちゃじゃないか☆
「なにがじっくりだよ…」
氏が「熱い」以外で発した言葉、双方とてもいい言葉ですね。
#ほとんど記憶にございませんで
水風呂ドーン！
休憩ドーン！
ポカリドーン！
#おしまいに
帰りしなビールとつまみを買って友人宅へ。
その道中、友人にあまみが発生したらしく不思議そうにソレを見ている。
これはなんだと問われそういうミュータントになるんだよと嘘をつく。
しかし楽しい夜だな友人。
ではでは
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ビールがさぞかし美味しかったことでしょう！家飲み、いいですね^-^
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