成田空港温泉 空の湯
カプセルホテル - 千葉県 山武郡芝山町
カプセルホテル - 千葉県 山武郡芝山町
サウナと己とのチューニングが期せずしてあってしまうことがある。それを私は〇〇と呼んでいる。
サウナ好きの私と友人は仕事中も終始サウナの話題で持ちきりだったので終わってから一目散で成田空港温泉 空の湯 に向かった。
駐車場は車がたくさん止まっていて混んでいるのかもしれない。
広くもない浴室は車の台数の割に空いていた、空港が近いので宿泊施設として利用している人が多いのかも知れない。
体を洗って一目散にサウナに飛び込みたい気持ちを抑えてまずは湯船へ、一日中立ちっぱなしだったのでお湯に浸かって足をマッサージする翌日に疲れを持ち込ませない工夫だ。
露天風呂は温泉で塩分強めの茶色く濁ったお湯だ。疲れた体に沁み渡る。「露天風呂からは飛行機がうんぬん」書いてあったので空を見上げたけれど案外遠くを飛んでいた。飛行機のヘソが見えるくらい近くを飛ぶかと勝手に勘違いしていた。
扉を開くと熱気がブワッと押し寄せくる。引っ越してからというものめっきりサウナが減ってしまったのだけど疲れた体にはやっぱりサウナだ。
ボウっと光るテレビをみていると疲れが取れていく気がする。
家に帰って見るともなくテレビを見てしまうことがあって、この行為は人間が狩猟民だったころに焚火を見ると安心していたことが由来と聞いたことがあって、まさに今はこれだなあと。
水風呂は20度くらいあるだろうか、この猛暑だったらもう少し低いとありがたい。それでも体が疲れているのでフラフラになるくらいには沁み渡る。這うようにととのいスペースへ行ってイスに座るとほどなくして、あっちの世界がタッチしてきた。
気持ちいい通り越して気持ち悪い、乗りこなそうと一瞬思うけれど全く太刀打ちできず、このまま行くと帰って来れない気がしたのでエイとこっちの世界に戻ってきた。幽体離脱ってこんな感じかも知れない。
ここまで見事にととのったのは久しぶりだ。
いろいろなものやことが一体となりこの体験ができるサウナはやっぱり偉大だ。
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