湯処じんのび
銭湯 - 東京都 足立区
銭湯 - 東京都 足立区
足立区。その遠さから敬遠していたけれど、ここをクリアしないことには東京ゆらんミニ完全制覇の道はない。
仕事を早めに切り上げて目指すはじんのび。変な名前。
西新井大師西駅から歩くこと10分、緑色に染まった異様な建物が見えてくる。これ
こそが、湯処じんのびなのだ。
受付でゆらんシールをもらい更衣室へ。シーンと静まり返っている。不思議なくらい静かだが、浴室に入ると、そこそこ人はいる。なんだか不思議な感覚。
二股ラジウム温泉で湯通し、電気風呂で感電して、サウナ室へ。
まさかのソロ、足立区にはまだサウナブームは来ていないようだ。
テレビでは西城秀樹特集。そうそうたる歌手が歌う中、とんねるずの木梨憲武が堂々と歌い切る。とんねるずはお笑いにとどまらないスターだということが伺える一幕だった。
水風呂で冷やして、外気浴。
噂には聞いています、2階の外気浴スペースへ。ここもまた静かだ。
左手には露天風呂、右手には歩行湯なるお風呂。
腰くらいの湯船の中を10mくらい歩くのが歩行湯、地面には足ツボマッサージの石があり、歩く度に足が痛い。2周してみた。きっとどこかが良くなっているのだろう。
露天風呂は体温くらいの温度でいつまでも入っていられそう。時間が希釈されていく。ふと顔を上げると「時忘れの湯」と看板が。
分かってらっしゃる!
その後2セットして気づいたことは、サウナブームはやっぱりきてなくて、常連さんたちでほぼ占められていて先輩方が無い話題を無理矢理作り出してお喋りする素敵な憩いの場になっているということ。
これでやめようと思ったらお相撲さんが入ってきたので、最近サンクチュアリを見たのでチャンスがあれば四股でも踏んでやろうと観察してみたけど、デッカくて怖くて話しかけられない。
そんなわけで、すぐに土俵を降りたのだけど、1時間かけて銭湯に来て1時間かけて帰るのが癪に思えて、無理やり丸源ラーメンを食べて、満腹関とかして帰路についた。
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