スカイスパYOKOHAMA
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
いつからこんなに弱くなったのだろうか。
退勤して乳酸染みた疲れたカラダ。
翌日はお休み。だけどこのネガティブ感。
嗚呼、そういえば洗濯物溜まってたな。
今日の分もまとめて洗ってしまおう。
衣服を脱ぎ、アタマによぎる。
昼休みに見たスカイスパ。
ナイトモードにしてオン。徐々に薄まる洗剤を無心で眺める。
スマホを片手に残っていたページを更新。どうやらまだ空きはあるようだ。近くだからこそ泊まったことない。
ドラムが回り始まる。唖然とした。先ほどまで着ていた衣服が床に無造作に鎮座している。
流れが悪い。それはサウナを欲してる重要なシグナルなのである。
そこからはやけくそ気味に予約、手配したバイクシェアを解除、行き先はスカイビル。
プレミアムアウフグース後の権利落ちサウナから始まる今宵。ヴィヒタの香りの絶妙な薄まりがなんとも心地よい。
砂時計を逆さに、丸太席。左手のタワマン最上階の間接照明の燈。いつも通りのボクなりのルーティンをこなす。
砂時計が2/3しか落ちていないが退却。水風呂もキンキン。昔は3-5分でも入ってられたのに今は1分程度。
少し乱雑に椅子にもたれる己に嫌悪感さえ覚える。
肘掛けに任せてアタマを支える。ボッーとする時間。不安・煩悩というのは何もしない時にやってくる。
しかしサウナの時だけ、彼らはボクに気を遣ってくれる。
2セット目も同じ。あれ、誰もいないぞ。と思い水風呂へ。本能的にアウフグース前だと察する。
冷やしきったカラダを拭き、そこには上段端席。それはもう決まっていた運命なのである。
0:00 アウフグース。この一年最後まで完走したことがないが、この冷やしきったカラダとタイミング。
弱くなった己に最期の審判が科される。
ロウリュ→旋回アウフ、2回で終わるかと思ったけど4回以上かけてた。全てを受け止める。
最後の拍手。私は弱くなっていなかった。
己に自信を取り戻すサウナ、それが横浜サウナの雄、スカイスパだと信じてやまない。
どこか玄人感出そうと毛嫌いしてたとこあるけど、素直になれ。スカイスパが好きだ。
素直にサウナに向き合えば、きっと己の自信につながるはずだ。きっと。
そう思い、本日閉館するホームサウナへゆっくりと向かうのであった。完
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