ていね温泉ほのか
温浴施設 - 北海道 札幌市
温浴施設 - 北海道 札幌市
行動制限の解除。ということで向かったのは札幌。北海道に来たからには温泉に入れずには帰れない。色々探しているとこの「ほのか」というスパ銭に行き着く。
羽田を発つ時に感じていた暑くなるジメっとした空気が、新千歳に降り立つとその肌にまとわりつく熱がない。空気の変わりを感じた。そりゃもう寒い位に。
爽やかな風が吹き抜ける北海道の天気に早速テンションは上がる。しかし新千歳空港温泉は今日は混雑するであろうことはわかるし、前回行ってみたがここまでして暇潰しならともかく時間使って風呂入る必要あるか?みたいに思っているのでコチラに来訪。
浴室に入ると鼻に香る塩の香り。おぉ、温泉だ!とまた気分がアガる。温泉自体はこれ以上特にコメントがないのだが、これだけで来て良かったなと思わせてくれる。
さてサウナ。案内板に書いてあったが、比較的温度低めで湿度高め。(大体体感80℃ですとのこと)はやりのロウリュ系とも言えるが、中はボロい。これはどういう?めっちゃ木材がギシギシしとるし、下町の銭湯サウナかと思う位の。湿度の問題なのだろうか。
ともかく、僕はドライサウナを普段利用するのでこのようなタイプはあんまり長居できない。10分で直ぐに外に出てしまう。とはいえ、このサウナは肌や髪がヒリつくサウナが苦手な人にとっては魅力的に感じられるだろう。実際サウナハット無しでも髪は傷まない気がする。多分。
水風呂は15℃。低い。ドライサウナだと目の覚めるような強烈体験が味わえるがこっちは純粋に水風呂の強さが力強い。つまりサウナのインパクトが弱まってしまっているような感覚。水風呂自体は冷たいので好みだ。やっぱサウナが合わないだけなのか。
外気浴。これがもう今年イチと行っていい最高の体験。旅行の気分というか、仕事の合間に行くようなサウナ後の外気浴とは全くレベルが異なる。北海道を全身に浴びるというアタマの悪い表現をしなきゃいけない程に気持ちいい。別に風が吹き抜けるわけではない。郊外の壁に囲まれたフツーのスーパー銭湯だ。では、この今自分が浴びている風、空気はなんなのか。言葉では表現できない。
サ道やらなんやで全国各地のサウナを巡る意味はこういうことなのか。実際にその土地に赴きその空気に触れる。目からうろこが落ちる体験をさせてもらえた。また一つ北海道に出向く理由を見つけたそんな一日だった。
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