サウナ&ホテル かるまる池袋
カプセルホテル - 東京都 豊島区
カプセルホテル - 東京都 豊島区
薪サウナは予約制。一度に4名のみ利用で、1時間に三交代。まずは予約タグをとりに行きました。桶の中にはひとつだけタグがありました。予約の時間までは、他のサウナ室に入りました。巨大な樽を横目に階段を降りまずは、岩サウナ室へ。四段。札幌には、4段のサウナ室はありません。先ずは2段目。身体を慣らそうということが目的。間もなくして、スタッフによるロウリュが始まりました。アロマは、シダーウッドのブレンド。ジュワー…たくさんのストーンが、ケージに入っているのですが、そのストーンの塊に大量のアロマ水が注がれました。
ぶわっとアロマオイルの香りと蒸気の熱が襲ってきます。徐々に上からも蒸気が降りてきて板挟みになるような形で、熱と香りに包まれる…サウナ室のデザインでこのようなことができるのだと学びました。木の香りはぶ厚く、鼻腔に迫ってくるようでした。
水風呂。7℃のジャグジー付き水風呂。ピリピリとした皮膚感覚が楽しい次は25℃の水風呂に。心地よい温度で、水の膜に包まれます。普段、水風呂の入浴は普段は長くて2分分ほどですが、こちらはより長く入ることが出来ました。すでに皮膚は温度差を感知しているため身体の感覚はそれの差異にピントを合わせるような具合でゆっくりと時間をかけて近づいていきます。ベストと思われる水風呂から出るタイミングに焦点を絞り身体の声を聴きながら、定めることができます。その結果、はじめての施設ながらそして、目的だった薪サウナを後に控えながととのいました。休憩は、屋上の外気浴スペース薪サウナ前。静止している天幕のひだがうねうねと迫ってくるような感覚。そして久々の東京の空気を十分に味わいました。いよいよ、薪サウナ。どのようなことかと楽しみにして入ると暖炉が細長い部屋の隅に置かれ、その上にサウナストーンがあります。スタッフが新しい薪を一本くべてくれるときに、暖炉の扉を開けるのですがその際の薪の香りは4人が横に並んで座る広くはない細長いサウナ室に満たされ鼻腔を強くくすぐります。とても印象的です。入室中、鏡に映る暖炉の炎は、フィンランドの薪サウナでは見られないものでしょう。現地では、火を消してから入室すると聞きます。炎はゆらめき、その視覚的な効果はロウリュの音と重なって独特のハーモニーを生み出しています。炎のゆらめきとロウリュの音を同時に楽しむのであれば、暖炉側に座ったほうが炎が見てとりやすいかもしれません。今思うと、一本の薪をくべるその扉の開閉時間も、薪の香りの演出のために考えられたものなのかもしれません。隣接している1人用の水風呂に、入り、リクライニングで外気浴。きがつけば25:00時過ぎでした。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら