上野ステーションホステル オリエンタル1
カプセルホテル - 東京都 台東区
カプセルホテル - 東京都 台東区
2人の熱波師の脅威の熱波により、オリエンタル1の水風呂は消滅した。
これは、たとえ話ではない。
サウナ皇帝井上さんとレジェンドゆうさんによる、絶え間ないロウリュイベントが開催。
あまりに集客力がありすぎて、オリ1のチラーの限界を突破。熱せられたおっさんたちの熱気により、水風呂はみるみるうちに温度を上げ、27度弱に。
もはや水風呂は消滅し、不感湯と化した。
しかし、もはやフルチン。
サウナに入らずして、サウナそのものである井上氏のパネッパを喰らわずして逃げ帰るわけにはいかない。
覚悟を決めて入室。1段目に座れた。
次々と客が入り、床にまで溢れた。
「皆さん、ロウリュというのはご存知ですか?」
皆、首肯するが、汗を出させるための儀式として、だみ声の長い説明が始まる。
もはや、外に出たいくらいに仕上がってきた。
まだ始まってないのに!
「それでは、このアロマ水を、ラドル、いや、聖剣エクスカリバーでikiサウナにかけていきます。エクスカリバーは・・・ちょっと抜いてきます」
ドアを開けて外にでる井上氏。
1秒でラドルのカコンッという音と共に舞い戻る。室内爆笑。
そして、アロマ水投入。
3杯、4杯と容赦なく注がれる。
上段から逃げ出す紳士。しかし、1段目が埋まっていて、逃げ出せない!苦悶の表情を浮かべ、スミマセン!と言うと、退路が開かれ、外に出られた。そして108熱波が始まる。
「パネッパ!パネッ!」
『1,2,3!』
もう、みんな苦しそうだが、謎の一体感で声を上げながら乗り越える。
途中で、1段目サウナストーン脇に座ってた俺が狙われ、容赦なく熱波が注がれる。
108回こなし、最後にみんなで
『大日本プロレス最高!ウォオオオオ!』と叫んで拍手で終了。
ダッシュで脱出し、シャワーに座り、水シャワーで冷やす。時間はわからないが、5分くらいは冷やしていたと思う。グラグラ来るようなととのいがやってくるが、熱が収まらないという、苦痛と快楽が同時にやってきた。
初めての体験だ。
これはいかんと、洗面台の椅子へ。Wウィング扇風機をつけて気化熱で放熱する。そこには、身体を真っ赤にした井上氏が座っていて、参加者を労っていた。一番熱かった人が、水もかぶらずに、熱さに耐えながら、気配りをする姿に、少し感動した。献身が美しすぎる。
足元はふらつきながら、なんとか身体を冷やす。
本当にヤバい。足に来た。
床にいた黄金聖闘士の者です。今回もレポありがとうございます。 反芻できて幸せです。
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