狛江湯
銭湯 - 東京都 狛江市
銭湯 - 東京都 狛江市
あれからもう10年以上の月日が経っていた。
根拠のない自信だけを背負ってはプロのミュージシャンを目指し東京都狛江市に住んでいたあの頃。
新宿の服屋でアルバイトをし、家に帰ってはルームメイトの「しげさん」と曲作りに没頭していた。
そんな日々を過ごしていた私達だが東京生活も1年が経った頃、まだ見ぬ何かを手に入れる為にNYに旅立つことにした。
そして旅立ちの前夜、最後に行ったのが近所の銭湯である狛江湯だった。
刺青だらけのしげさんと私は熱い湯船に浸かりながら夢を語り合った。
そんな私は今では夢破れた30代サラリーマンだが、今の日常は毎日がハイライトだと思える程に実は幸せだったりする。
あの頃思い描いていた未来はどこにもないが、妻がいて息子がいて、そして数多くの友人達に囲まれた日常がこの上なく愛おしい。
そんな私は幕張での商談を終えた後、気付けば狛江駅に降り立っていた。この地に来たのも10年以上振り。狛江湯にもGoogle先生に案内をして貰えないと辿り着けなかった。
駅から3分ほど歩くとリニューアルされたモダンな雰囲気を醸し出すお洒落な銭湯がそこにはあった。狛江湯の看板ネオンなんて輝き過ぎて何回撮影しても狛江湯という文字が写らない程にキラキラしていた。
あ〜随分と変わってしまったな〜っと哀愁に浸りたいところだが10年以上前の記憶が「温泉が熱かった」と「こじんまりとした銭湯」ということぐらいしか無いのですんなりと、このモダンな雰囲気を受け入れた。
脱衣所も浴室も銭湯風情を残しつつもコンパクトにお洒落だった。サ室は12人収容で充分な広さ、20分に1回タワー型のサウナストーブに水が降り注ぐ。サ室の温度は84℃だったがしっかり熱い。
水風呂は深く16℃、ブレイクダンスをしようとしたら溺れかけた。
そして何より私が1番レポートしたいのは休憩スペースだ。
私は水風呂から出ると酩酊としながらも浴室内の休憩椅子に座った。その時だ私の目の前に突然図々しくも現れたのが壁に設置された休憩椅子水掛け用のハンドシャワー。
明らかに東南アジアや中東のトイレにあるウォッシュレット代わりのハンドシャワー。
私が愛してやまないハンドシャワー。
日本で初めて見たよオーマイダーリン。
私は改めて思った。
ウォッシュレットよりもハンドシャワーが好きだ。
このハンドシャワーで確実に綺麗な私のアナルに強烈なシャワーを浴びせたかったが我慢した。
だって大人だから。
理論上は絶対オッケーなんだけど道徳上NGだからね。
One Love.
男
たとえ道徳的にNGでも強烈な一撃をオレのケツに喰らわせてやりたい。
じゃあ今度一緒に行きましょう。かましてやりますよ強烈なシャワーをアナ○にドーン!!
実は私も東南アジア生活の5年間、デリケートゾーンを守り続けてくれたハンドシャワーの虜である事を告白します。
5年も東南アジアに!!今度そのお話聞かせて下さい。めちゃくちゃ興味あります。僕は旅行と飛行機のトランジットでの経験だけですがハンドシャワーの魅力に鷲掴みにされました。
売れないミュージシャンでした笑笑 ハンドシャワーオススメです。是非どこかで試して頂きたいです笑笑 アーンってなりますよ。
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