湯あそびひろば 葛の湯
銭湯 - 神奈川県 横浜市
銭湯 - 神奈川県 横浜市
私は既婚者だが月に10日程1人暮らし気分を味わえる。
とにかく実家が大好きな妻は積極的に実家へ帰るスタイル。
そして1人暮らし気分を味わいたい私は積極的に妻を横浜に車で送っていくスタイル。
正直既婚者の方は私のことが羨ましいことだろう。
本日もそんな妻と息子を横浜へ送っていく。その帰り道がまさにサウナパラダイス。選り取り見取りの360度パノラマ。
私の帰路に開催されるサウナドラフト会議では何人ものリトル村井が本日のドラフト1位指名についての議論を重ねている。
なんなら昨晩から脳内はこの話題で持ちきりだ。
そんな私は妻の実家を出ると結論が出ないまま車を走らせた。
車を走らせた直後にみうら湯が姿を現すが大概はスルーだ。さすがに早い。早すぎる。そして芹が谷で現れるのが極楽湯。
ここも基本はスルー。いつも混雑しているのでスペックはなかなかだがソロサウナー向きではない。
私は国道1号線に乗り矢沢交差点から長後街道へ。矢沢交差点では毎回葛の湯の看板が私を誘惑する。
少し車を走らせ横浜市営地下鉄踊場駅を過ぎると再び葛の湯の看板が私を誘惑する。
私は厚木市に居を構えるが本厚木駅を降りると夜のお店のキャッチが私を誘惑してくる。
「おっぱいどうですか?」
「本日はキャバクラは?」
「水着のお姉ちゃんは好きですか?」
強者は歌う。
「おっぱい揉み揉み4000円♪あんなことやこーんなこと♪おっぱい揉み揉みもみ放題♪」
私は毎日ワイヤレスイアフォンを装着し誘惑をシャットダウン。
しかし本日は葛の湯の誘惑に負けてしまった。
私が住む厚木からは少しだけ距離があるが偶数日(高温サウナ)ということもあり葛の湯のローマ風アフロスの湯へ。
コロナ対策として定員は5名だが、それが守られる様子はなく私がサ室へ入り5名いたのでサウナ待ちをしていると、どんどん人が入っていく。
これはすなわちサウナ待ちをしている私は一生入れないスタイル。
私は心の中で「ごめんなさい。」と呟きサ室へ入った。
98℃の昔ながらの熱波が私を包み込む。
昭和の記憶はないがここでは昭和を堪能出来る。
私のここでのお楽しみは入れ墨の方とのサウナだが本日は残念ながら私がマジョリティー。入れ墨の方は1名のみだった。
私の理想はとにかくサ室では「入れ墨の方に囲まれたい。」なのだが土曜日という事もありその夢は叶わなかった。
6セットをこなしゲルマニウム温泉の分析書を今日も眺める。
中央温泉研究所
甘露寺泰雄
私は「柱」になった。(鬼滅の刃)
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら