鷹の湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
体調:寝不足~!
天気:小雨が降る
入浴時間:20:40~22:10
【難易度激ヤバ!!穴場銭湯でととのう】
昨日サ活したばかりというのに、抑えきれない衝動。仕事が不調だからか、それともサウナー魂か?
向かったのはサウナイキタイにおいても屈指の曲者サ活が並ぶ、鷹の湯。
私の他に1~2人のお客さんが出入りするだけの浴場は、ぬる湯あつ湯の2種類のみが出迎えるシンプルさ。入口にはコロナ対策として「2時間以上の滞在を御遠慮ください」、さらに洗い場にも「節水」と注意書きが立ち並ぶ。なんだか、昔ながらの厳しく、そして優しい雷親父を思い出させる雰囲気。自然と背筋を正される感覚だった。
古い施設だからか、シャワーの水圧はお情け程度、カランからは赤レバーを押しても水しか出ずと来て、普段の私であれば言っている。不便だって。
でも、鷹の湯にはそれを「味」にさせるような謎の空気があるのだ。38~40℃と表記されながら実際43℃は軽く行ってるだろうゆる湯、その隣で43℃くらいと記載されてる素人を寄せ付けないあつ湯(私は熱すぎて全身入れなかった…笑)、そして鬼の風呂桶に対して随分とマイルドな一段がけL字の小さなサウナ…これらが年季の入った洗い場周りと一緒に問いかけてくる。
お前に此処が理解(わか)るか。
お前にここで、ととのう資格があるか…
釜茹での刑にでも処されるように湯船で耐えて、すでにピークまで茹だった脳みその熱をサウナで全身に循環させる。誰も入ってこない一人きりのサウナは、小さな心遣いにアロマ?芳香剤?が置いてて、この銭湯が隔絶された空間ではないことを思い出させてくれるかのよう。ただでさえ泣き言を言ってた心臓がもうやめてくれ!!と叫んだところで水風呂へ。電灯が設置されていないので、薄暗い風呂桶は深淵を覗いてる気にさせられる。気を抜いたら呑み込まれそう。思ってたより深いそこで身を屈めると、これがなんだかすごい気持ちいい。あ、久しぶりに水風呂が1番心地いいって思ったな…。
長めに冷やされ、洗い場の椅子で休憩。いつもと少し違うととのいだ。足元から順に火をつけられてくみたいに熱が込み上げてくる。線香花火になった気分。あまみゲット。
鷹の湯は上級者向けとサウナー達が言っていた意味が何となくわかった気がする。ととのった瞬間、この施設に認められた気がして笑ってしまったよ!
おみそれしました。あつ湯に勝てなかったのでまたリベンジしに来ます。上がる手前くらいにカランからはお湯出たんだけど切り替わりのタイミングどこなんですか?教えて鷹の湯マニアたち…。
さて、明日は朝シャワーするか(弱水圧ですすぎ切れず頭が痒い!笑)
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