新宿区役所前カプセルホテル
カプセルホテル - 東京都 新宿区
カプセルホテル - 東京都 新宿区
『サウナランド』という雑誌が発売されている? 邪な転売屋がそれを狙っている?
よし、緊急発進(スクランブル)! ボチョ(神保町)にあるとの情報を得たので行ってきた。
……無事確保。せどらない男爵をなめるなよ? おっと、こいつはせどらないぜ。
しかしせっかく都心に出てきたのだからサウナに行きたい。でも今日は夜勤で時間がない。でも行きたい。しかもいいところに行きたい。ととのいたい。
そんな要望に応えてくれるのがここ区役所前カプセルホテルなのだ。
規模は一見してみて、カプセルホテルのおまけ程度のちっちゃい浴場。お風呂がバイブラ有、無の二種類。
でもね、そのお隣が楽園なんだな、これが。とっても小さな、小さな楽園なのさ。
サ室の隣にととのい椅子があり、そこから2歩もいらない程の距離に水風呂。つまりサ室→水風呂→ととのい椅子→サ室の移動の仕方はちょうどぐるっと一周するかのような回り方になる。これがととのう上ですげえ効率よくなっている。一周、二周とすることが、まさにあのルーティンと重なり、ははあ、こういうことか、となんだか納得してしまう(実際何に納得しているのだかわからないけど、ちょっとしたオーバーラップってとこか)。
サ室は左右に二段、扉側からみて左側にTVがある。僕はTVは見ないのでなるたけ左側の二段目に陣取る。遠赤外線のヒーターがちょっとしたヒリヒリと共に僕をほぐしていく。
そしてここはただ遠赤外線ヒーターを置いているだけではない。そいつの目の前にストーンが置かれているから、ロウリュをすることができるのだ! これにより湿度もいい感じに保てるから、個人的にはとてもありがたい。
ただしあくまでもヒーターの副次効果的な具合に石を温めているからして、なるべく最奥の方、ヒーター側を狙ってロウリュしないと上手くいい音が鳴らない。だからといって奥っ側すぎてもヒーターにかかっちゃいそうで、(大丈夫だとしても)心がヒヤヒヤしてしまう。これがなかなか難しい。
だがロウリュしてみれば、ミントの香りと、多湿過ぎず、熱くなりすぎない程度の緩やかな湯気蒸気の舞い上がりを堪能することができる。これがサクッと高クオリティのヒミツなのだ。
ここはちょっとした時にぜひ来たい。一時間千円。とりあえず新宿に来たならば、「とりあえずビール」の感覚でここで決まりだろう。まさに何周かして、サクッと次の用事へ、なんてのも悪くない。
またここは水曜日か土曜日は、販売用のかき氷に使うようなでっかい氷をたっぷりと水風呂にぶち込むデーや、アウフグースもやっているという。そうしたイベント日目当てで行こうと思えるのも、他のサウナより行きたくなる秘訣なんですね。
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