パール温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
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【輝く星の】
〜ダブルサンターナ〜 ③
サウナルームにある床の小さなスノコ。
こんなサウナを見た事があっただろうか?
床が二重になってると分かると、この床のスノコは理解できる。
なおきくんを以てして「剥がしたい」気持ちが起こるのも無理はなかろう。
でも剥がしちゃダメよ。
室温76℃ボナサームが止まって最低まで下がる。
この時点で背中の排気口は余熱の熱気を出していた。
そして、床のスノコは吸気か?
手を当てると熱気は出ず、僅かに引いている。
つまり図所建設が思い描いた形は「スイッチ オフ」の状況で出来ていると言う事だ。
パール温泉のボナは76℃でオンになる。
「ブシーっ」と言う音とともに徐々に温度が上がる。
室内湿度は下がりようがないので、低温なれど汗が出始める。ヒーターがあったまって来たところで床スノコに手をかざす!
やっぱり、熱気が出てるではないか。
つまり「空気循環」は成功していないと言う事だ。
しかし、ここから奇跡が始まる。
背面から出る熱風はボナだから分かる、でも床下より下にストーブがあるから熱気はマグマのように床下に溜まったから床から出てるのだ。
本来一方通行で回転するのに、ダブルで送り込む
「ダブル・サンターナ!」
おまけに床下の熱で床はオンドル効果が爆裂出でいるのだ。
図所建設の目論み、ここが成功している。
一定、熱が上がってくると、床スノコからは熱が出る所と吸い込む所が分かれてくる。
エルニーニョのようだ。
この複雑な空気の流れ、温度、湿度…
くっ!おしり探偵にしてこの事件を見破る事が出来ない…
悶々とストーブのオン、オフの中サウナに入る。
ただ、水風呂の温度は、現在のサウナとピッタリ合っている。
低温でマイルドな下半身温め重視のボナサームは、長時間入れるこの水風呂がベストマッチなのだ。
脱衣場でテレビを見ながら休憩。
笑いながら2セット目にすれ違いで入った方々3人でサウニング。
みな上品でマナーが良い。
とにかく2、3セットは温調の上下とコンディションを記憶するのに集中した。
そして衝撃の結末が…
〜つづく〜
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