りーぬ

2021.06.18

1回目の訪問

歩いてサウナ

サウナラボは名古屋で2回ほど行った。だから「わざわざ東京行ってまで、名古屋にもあるサウナラボ行ってもなあ…」みたいな気持ちも、少なからずあった。ただ、今回泊まるのも神田だし、東京に来たとしてもあんまり立ち寄ることのないエリアなので、6日前に予約をとった。

受付で鍵を受け取り、予約時間ちょうどにロッカールームへ入る。女性は「IKE」側。同じ時間帯に入ったのは、私含めて3人だった。他のおふたりとはもちろんはじめましてだったけど、自然と挨拶を交わす。これがサウナが生む仲間意識なのか。
名古屋と違ってサウナエリアは完全に男女別なので、真っ裸で入れる。普通のサウナと変わらないのに、サウナラボだとちょっと変な感じがする。

まずはさっとシャワー浴びて、フォレストサウナへ。ご挨拶代わりにロウリュ2杯。ヴィヒタの香りと熱い蒸気が一気に広がって、すぐに玉のような汗が吹き出してくる。サウナの中に時計がないので感覚値だけど、おそらく5分ぐらいで出たと思う。名古屋と違って、汗かいてもすぐにシャワーで流せるのが嬉しい。
基本的にはサウナ→シャワー→アイスサウナ→サウナ…のループで、フォレスト→IKE→フォレスト→IKEの4セット。間に休憩を挟む時間も必要性もあんまりなかったけど(アウスサウナで冷えてしまうので)、1セット目の後に「NKY」(内気浴)に入った。小さな部屋の中に作られた、小さな森。土の香りが立ち込める。都会の真ん中にあって、ここだけ別世界のようだった。IKEは場所によって寝っ転がれたり、セルフロウリュできたりと、色々な楽しみ方ができる場所だった。斬新。

サウナに入りながら、いろいろなポイントで名古屋のサウナラボと比較していた。巻き布ないほうが気持ちよく汗かけるし、ポンチョの脱ぎ着がいらないのは神田の方がいいな、とか。ただどうしても残り時間が気になってしまっていたので、そういう意味ではフリーでずっといられる名古屋に分があるな、とか。
でもだんだんと、双方を比べる必要はないんだろうなと思い始めてきた。サウナも人間も一緒で、完璧などありえない。お互いに長所も短所もあって、補い合うからこそ良いのだと。いつものような「ととのったー!」感はなかったけど、セットを重ねるごとに思考が整理されていったのかも。

最後の最後でポンチョ着て、ちょっとだけヴィヒタマウンテンで休憩して、あとは鍵の返却時間ギリギリまで身支度。やっぱり90分はちょっと短い。今後来るなら2コマ予約した方が、サウナそのものにもっと集中できるかもな。

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