サンム

2023.02.23

5回目の訪問

【岐阜・名古屋 冬のサウナ旅第五弾】
この旅のメインイベントと呼んで良いかも知れない。かつて名古屋に住んでいた頃、一番多く訪れたのが当店だった。よく先輩と名駅で飲んだ後に、風呂入りに行くか!と言われ、その度お世話になったものだ。

『ウェルビー名駅』さん。そんな思い出を残すこの場所も2023/3/31のレジャック閉館と共にその歴史に幕を閉じる。閉店に際し、特設のホームページが作られたり、グッズコーナーにもファイナルというワードが掲げられたりと、嫌でも閉店を意識してしまい、寂しさを感じる。

それでも居心地の良さはかつてと何も変わらず、訪れる者を優しく出迎えてくれる。恐らくこれがラストの訪問となるが、心ゆくまで楽しむことを誓って、宿泊利用を申し出た。

昨晩は矢場の味仙で久しぶりの台湾ラーメンを味わい、多幸感でいっぱいの中、眠りについた。起き抜けは存外スッキリとしていたので、すぐさま浴室に向かうこととした。

朝のウェルビー名駅は静かだ。時間はたっぷりあるので、ゆっくりと洗体してからボコボコのバイブラバスや寝湯で寛いで、来たるサウナへのウォーミングアップをした。

♯サウナ
オレンジ色のサウナパンツを履き、厚手のマットを手に取り小部屋の扉を開く。森のサウナ。ウェルビー名駅の代名詞。程良いライティングの室内には至るところにヴィヒタが吊るされていたり、白樺の木が立て掛けられていたりと、本場フィンランドのサウナ小屋に近しい環境となっている。

奥のストーブはセルフロウリュ可能で立派な桶には水をたっぷり吸ったヴィヒタが沈められている。そのヴィヒタで温められたストーンを叩くと、ジューという音と共に熱気と心地良い香りがフワッと空中に舞い上がる。本当に森の中にいるかのような感覚に陥る。

たっぷりの広さの遠赤サウナと優しい温度帯のミストサウナも勿論楽しんだ。それぞれ違った顔を見せる3つのサウナ室。そのどれもが素晴らしい。

♯水風呂
天井から一直線に水が落ちる。いわゆる打たせ水の要領であるが、その水圧は途轍もない。受け止める水風呂自体もキンキンで身体がよく冷える。

♯休憩
限られたスペースであるものの、様々な創意工夫が見られる。頭上からミストが降り注ぐコーナーがあったり、薄く張られたお湯の上にデッキチェアが置いてあったり。インフィニティチェアの存在も大きい。細やかなポイントだが、その休憩場所の近くの棚にタオルやポンチョがあるのも有難い。

最後の時を自分なりにゆっくりと楽しんだ。閉店前にもう一度利用することができて良かったと心の底から思う。今までお疲れ様でした。たくさんの癒しをありがとうございました。

サンムさんのウェルビー名駅のサ活写真
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2023.02.24 20:16
0
やはり名駅は飲んだ後に立ち寄る、そんな思い出があるんですね!名古屋から徒歩圏内に、あんなおもちゃ箱のような快適空間があることに驚きました。閉店は残念です…
2023.02.24 22:12
1
NORIさんのコメントに返信

名駅でも栄でも、はたまた今池でも飲んだ後の風呂といえばウェルビーが鉄板です。レジャックの古めかしい感じも味わいがあって好きでした。
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