蒲田温泉
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
♯新規開拓/累計247施設目
振替休日ともなれば大のサウナチャンス!も、外は雨霰が降りつける悪天候。ベランダにちょっと出ただけで、凍える程に寒い。しかしこの好機を活かさない手立ては無い。
以前、天神湯さんを開拓したっきりになっていた蒲田エリアに向かうべく、どうにかして重い腰を上げる。まず目指すのは京急蒲田寄りの住宅街に佇む『蒲田温泉』さんである。
昼のセント酒の第三話にも登場したこちら。こんな寒い日にはあり得んほどの高温風呂に身を投じて暖を取るのだ。それと、湯上がりには食堂で汐焼きそばもかっ喰らうことを心に決め、赤色をしたどでかいアーチをくぐる。
ラーメン二郎にも似た券売機。480円とワンコインでお釣りがくる。プラスチックの板がカコンと出てくる。何とも味わいのあるエントランスはこの後への期待を大きくさせる。
と思ったら、浴場は至ってシンプルな作りのザ街銭湯。余計なものがなく、悪く言えば質素にも見える見た目。勝手に銭湯っぽくない装いをイメージしていたので拍子抜けするが、御目当ての黒湯を見て、やはりテンションは上がる。
低温湯と書かれた黒湯は44.4℃。これで低温湯?と思うくらいには熱い。隣の浴槽は噂の高温黒湯。何とびっくり!温度表示は48.0℃。初めて見る数字だ。
恐る恐る足を伸ばすが、ええい!行ってしまえ!と当たって砕けろの精神で身体を沈めることにする。熱い。笑 手先足先はジンジンするものの、何とか30秒ほど入ることができた。因みに、お隣の電気風呂もこれまた強烈。過去一番強力だったかも。笑 本気で足が攣るかと思った。
♯サウナ ★★☆☆☆
L字型二段掛け。一段目と二段目で座る位置の高さが格段に違う。遠赤外線ガスストーブによるカラカラ系。室温は85℃ほど。体感はぬるめ。TVやBGMはなく無音の環境。壁面や木板は年季が入っており所々に傷みが見られる。
♯水風呂 ★★★☆☆
1人用のすっぽりサイズ。水温計はシングルだったが、流石にそこまでではない。17℃くらいの体感。銀枕の下から給水がジャバジャバとある。
♯休憩 ★★☆☆☆
脱衣所に木のベンチが3台。浴室内には休憩に向いたスペースは無いので、洗体用の椅子で休息を取る形になる。
結論、サウナメインの施設ではなく、黒湯の高温風呂と味わいのある粋な食事処、館内の雰囲気を楽しむ場所であるのだなといった印象。
湯上がりは2階の食事処へ。同じ大田区のヌーランドさんにも似た、昔懐かしの雰囲気。桜海老、アサリ、梅、海苔、もやし、玉葱、ニラと具材たっぷりの汐焼きそばは絶品。他人のカラオケをBGMにして。ご馳走様でした。点数75点。
男
汐焼きそば、大田区公認B級グルメらしいのですがここでしか食べたことない。美味しいですよね。次は釜飯食べなきゃと思っています。大田区は黒湯があって、個性ゆたかな銭湯があって、たのしいなぁ。
塩トントゥありがとうございます!私も次は鳥釜飯!と心に決めています。大田区も銭湯が豊富ですよね!はすぬま温泉さんと新呑川湯さんが次の候補です。
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