湯~ゆランドあずま
銭湯 - 東京都 豊島区
銭湯 - 東京都 豊島区
日曜日の深酒が月曜日まで尾を引いていた。ここ最近では間違いなく一番のダメージ。元々翌日に酒を残しやすい体質だが、今日のそれは段違いだった。
「風呂は命の洗濯よ」ミサトさんの金言がこんなにも身に染みたことは無い。ひとたび傾斜のついた寝湯に身体を委ねると、思わず寝落ちしそうになる。微睡むとは正にこのこと。
早めに仕事を切り上げて、ボロボロの身体で向かったのは池袋駅西口から10分ほどの距離にある『湯〜ゆランドあずま』さん。立教の大学キャンパスのすぐ近くにある。
こんな状態でも何だかんだで新規開拓をしてしまう。いや、今日は流石にホームと迷ったけど。早く上がれたし。
大量のゆっぽくんが描かれたファンシーな表看板。靴箱はカラフルな色使い。「サウナを愛でたい」で取り上げられたなら、演者の二人が喜びそうな風変わりなポイントが幾つもある。ピンクとパープルがイメージカラー?
サウナは入浴料と合わせて830円。大小タオルとフックキーが入ったビニールバッグを渡される。備え付けのシャンプー類が無い代わりに、受付で小袋に入った使い切りタイプのものを貰える。
浴室も稀有で面白い作り。最奥には岩盤泉ということで、内湯にも関わらず岩風呂が堂々と存在している。その隣にはコンパクトな薬湯。今日はシルキーバス。浴槽の底には赤々としたライト。そして、冒頭にも登場した寝湯がある。
♯サウナ ★★★☆☆
いわゆるコンフォートサウナ。ここではリラックスサウナと呼ぶ。サウナエンジニヤリング社製。ヤがポイント。室温は80℃で湿度たっぷり。ちょうどバラエティ番組が始まった時間帯。ゆっくりとじんわりと汗をかきながら、脱力した格好でTVの画面を眺める。偶然、今日のコンディションに適したマイルドなサウナと巡り会えた。
横長二段掛けストレートの座面がメイン。向かいにベンチが1台。計10名強の収容。地元のローカル感強めで、利用者はおじいちゃんばかり。立教の大学生と思しき学生は一人も居ない。若者グループのドラクエを覚悟していたが、その心配は杞憂に終わる。
♯水風呂 ★★★☆☆
奥まったスペースに水風呂はある。脱衣所から丸見え。これまた不思議な作り。独特な匂いを放つ。気になる人は気になると思う。バイブラありの体感19℃。冷たさは充分。
♯休憩 ★★★☆☆
脱衣所に置いてある背もたれ付きの椅子で。頭上には扇風機。導線はイマイチだが、良くととのう。これは体調面の影響かな。ここにも目の前にはTVがある。
計4セット。80点。サッパリ。所々に愛でたいポイントが溢れる、肩肘張らない街銭湯。リハビリには丁度いい施設だった。ありがとうございました!
男
ついにあずまへ… 激戦区・池袋にあって、あのお気楽なとこがいいですよね
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