サンム

2021.07.19

1回目の訪問

本日はリノベーション銭湯を巡る一日。桜台の久松湯さんを後にして向かったのは要町駅より徒歩10分強の「クアパレス藤」さん。

2017年12月に今井健太郎氏の手によってリニューアルを遂げたデザイナーズ銭湯である。設計時のコンセプトは『テラリウム』。ガス容器等で植物や生物を飼育する園芸のスタイルのことを指す。はて?

月曜日16時30分頃の入店。入口の看板、大きな水槽があるロビー(テラリウムでは無く、アクアリウムがお目見え?)、脱衣所に繋がる暖簾と一つ一つが小洒落た雰囲気を持っている。早速、大窓の近くに観葉植物を確認する。成る程、緑をうまく取り入れた作りのようだ。

料金は770円。サウナマットとサウナ利用者の証である番号付きのバンドを受け取る。シャンプーやタオル類は別料金なので注意。

浴室は縦に長く、濃い茶色の木板で壁面が構成されており、良いアクセントとなっている。やはりコンセプト通り、所々に観葉植物のプランターが置かれており、緑を感じることができる。

ジェットバスに始まり、白濁色のナノ湯があったり、小さいながらも露天風呂があったりで、温浴も充実している。

♯サウナ ★★★★☆
90年代のJ-POPが流れる、照明明るめのサ室。二段掛けで収容は10名程。奥にある遠赤外線ヒーターがジリジリと音を立てている。室温は104℃と高温。熱圧がありパンチ力がある。

TUBEの『夏を抱きしめて』を聴きながら、夏の訪れをたしかに感じ取る。偶然にも本日の東京は今年初の猛暑日となったわけで、そんな日に更にあっついサウナ室に行くなんて、常人からしたら正気の沙汰では無いのかもしれない。笑

♯水風呂 ★★★☆☆
サウナ室を出ると、三角形に近い変わった形状の水風呂がある。水温計は無いが体感は20℃ほど。蛇口を勢い良く捻り、身体に近いところで新鮮な水を感じることで体感温度は下がる。収容は2名とかなり狭目の造り。

♯休憩 ★★★★☆
露天スペースに椅子が2脚とベンチが1台。外気浴におあつらえ向きの場所となっている。特に椅子があるスペースは観葉植物が南国感を醸し出し、トロピカルな雰囲気を演出している。

椅子に座ると頭上に設置された扇風機からの風を受けながらととのうことが出来る。ほんのん少しの工夫が有難い。その他、浴室内の入り口付近にも椅子が1脚ある。

サウナ7分→水風呂2分→休憩5分を3セット。90点。

駅からのアクセスが悪い点を除けば、総合的な満足度は高く、再訪の価値は十二分にある施設。特にサ室の選曲チョイスと外気浴の小さな工夫と緑あふれる空間が素晴らしいと思った。良い銭湯でした。

  • サウナ温度 104℃
  • 水風呂温度 20℃
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