サウナ&カプセルホテル レインボー新小岩店
カプセルホテル - 東京都 葛飾区
カプセルホテル - 東京都 葛飾区
ふと目が覚めれば夜中の3時。
もう一度眠りに落ちようかと目を閉じるが、手放してしまった眠気は一向に手元に戻らない。
こんな時に無理に枕にしがみついても、良く眠れた試しがない。
これはひょっとしてあれか、最近良く目にする『サウナチャンス』ってやつじゃないのか?
思い立ったら吉日、バサバサと着替えをトートバッグに詰め込み時計を覗けば3時半。
ユーラシアとレインボーの2択に迷う。
共に朝風呂開始は5時から。
まだ開店までは1時間以上時間がある。
どうせならジョギングあがりに熱いお湯に浸かろう、まだ眠りの中にいる街に繰り出した。
今朝は約10キロのコース。
土手には人っ子一人おず、見上げれば月とオリオン座が仲良く同席している。
走りながら熱い湯船、サ室を思い浮かべて、脳みそがヨダレを流している。
ユーラシアかレインボーか、ひた走る足音に合わせて頭の中で反芻する。
向かい風に耳も手も冷え切ってしまい、一刻も早く温まりたい思考になっていたのだろう、レインボーの高温サウナでハードボイルドされる事に決定。
下駄箱にサンダルを突っ込み、ロッカーキーを受け取る。
浴場を目の前にすると、安心感で心が満たされていく。
朝風呂1時間コースなので、3セットが限界か、そそくさと体を清め、ジャグジーに浮く。
冷えた血管がじわじわと広がっていくのがよく分かる。
低温サウナに入れば、どうも物足りない。
すぐさま高温サウナに切り替えると、全身の毛穴が逆立つような熱さに肌が喜んでいた。
思い立った時に、すぐ立ち寄れるサウナがあるって、凄く幸せなんじゃないかとつくづく感じながら水風呂の霧を見つめたのだった。
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