らかん湯
銭湯 - 東京都 江東区
銭湯 - 東京都 江東区
『人生はすごろく。たまには休みもいいものさ。』
先週のランニングは明らかにオーバーワークだった。加えて船橋ジートピア、舞浜ユーラシアで精魂尽き果ててしまい、月曜からダウナー、鬼滅の最新刊を読む気力もなく、21:00には白目を剥いて歯磨きをしていた。
そして今日は火曜日、泥のように寝たおかげで体は回復。先週の反省を踏まえて、軽めの退勤ラン、ついでに銭湯で汗を流す事にした。
当然、サウナ付きの銭湯をチョイスするわけだが、せっかくなら新規開拓したいと思い、選んだ湯屋がこちら。
両国から錦糸町に通じる裏通りを走っていると、さっきの格言が居酒屋の看板と共に掲示してある。
深いのか浅いのか判断し難い格言だが、今晩は妙にスーッと胸に沁みる。
不思議と走るペースが落ち、景色を見る余裕ができた。
錦糸町のネオン街を抜け、猿江恩賜公園の静寂さから大島に向かうと、ビル型の銭湯に辿り着く。
ここが『らかん湯』か。
外気はすっかり秋めいているが、汗びっしょりであった。なるべく身体を冷やしたくなかったので、そそくさと会計を済まし、熱いシャワーを浴びる。
全身を洗って、いざ湯船の前に行けば注意書きが目に入った。
『肛門を洗ってから、風呂に入って下さい 江東保健所』
あまりにもダイレクトな表現に2〜3秒フリーズしてしまった。
いやいや、なんでそんなピンポイントで肛門なの?とツッコみたくなるが、当たり前の事を皆がわかる様に表記せざるを得なかった、店主の気苦労と、江東保健所の生真面目さに、過去に何があったんだと、湯船でもサウナでも何度か噴き出してしまった。
とはいえ、こちらは新参者である。
自分の肛門が原因で、何か起きるのも怖いので、一度洗い場に引返し、肛門を入念に
洗い清めた。
肝心のサウナは四畳半程度、6人がいっぱいだが、他にサウナ目当てのお客もいなかったようで、プライベートサウナのように悠々できた。
サ室の目の前には、丸型の井戸のような水風呂があり、蒸された体を直ちに冷やせる。
お店の名誉の為に補足しておくが、脱衣所、洗い場、浴室、どこを見ても手入れが行き届いていて気持ちがいい。
湯上がり後、替えのパンツがない事に気づき、ノーパンで帰宅したが、心なしか肛門がスースーしていた。
すごろくのマスでたとえるなら、『銭湯で替えのパンツを忘れ、一回休み』
といったところで今日のサ活はお終い。
また来週のお楽しみ!
読んでいただきありがとうございました😊
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