サごじょー

2020.10.01

1回目の訪問

朝風呂をやっている銭湯とは珍しい♨️
いてもたってもいられなくなった時には、タオル一枚引っ掛けて、錦糸町の改札を抜けていた。

とはいえ、こちらは押上銭湯だったので、思いの外、歩く歩く。
雨の中、通勤に向かう人々と逆行し、錦糸町から押上へ四つ目通りを進んでいくと、煙突が見える。
今では多層階の建築が当たり前になっているが、かつての銭湯の煙突は庶民のランドマークだったのかなぁと、妙なノスタルジーに浸りながら、目的の場所へ到着。

こちらの銭湯は日替わりで男女湯が入れ替わる模様、脱衣所に入ると、適度にリノベーションされた銭湯なのがよく分かる。
午前8:00前後だったが、同志が5〜6人おのおの寛いでいた。

サウナは四方の壁際の上部から熱源がでており、そこそこ熱い。
サウナマットは、グシャッとしているが、このタイプの銭湯なら許容範囲か。

火照った体は、水風呂でしめるが、一人が入るといっぱいな大きさで、見知らぬおじさん同士で入るにはかなり勇気がいる。

サウナを出るとすぐ横にドアがあり、外階段に出れるようになっていて、階段を上がれば6畳間ほどウッドデッキがある。
驚いた事にデッキの上部からハンモックが吊り下げられており、ぶら下がりながら外気浴をすることができるのだ。
物は試しと早速ハンモックに包まれ、目を閉じると、微妙な揺れが作用して、不思議な感じである。
裸で、赤子のように揺れていると、胎内での記憶が戻ってきて、前世はローマで石工をしていたことを思い出した。

冗談はさておき、小雨の中での外気浴だったので、必要以上に身体を冷やしてしまった。
一度浴場に戻り、高濃度炭酸泉に身を埋める。高濃度と銘をうっているだけに、なかなか炭酸の濃度が濃い。入って1〜2分もあれば、体毛のあらゆるところが気泡でシュワシュワになる。
以前NHKスペシャルでサンゴの産卵を見たことがあるが、自分の息子周辺をみると、気泡がサンゴの卵のようにチ○毛にくっついていて、チ○チ○本体は海底に妖しく光る、新種のサンゴの様に思えてくる。

冗談はさておき、ゆっくりと失った体温を戻し、サウナのルーティンを重ねて今日は終湯。

張り紙にはコロナの影響の為、利用時間は80分以内のお願いがあった。
スペースもコンパクトなため、がっつり整いたい人も向きではないが、サウナーを満足させる内容である。
今度は偶数日に利用して、大きめの露呈風呂にも入ってみよう。

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