のめこい湯
温浴施設 - 山梨県 北都留郡丹波山村
温浴施設 - 山梨県 北都留郡丹波山村
前日から奥多摩深部、雲取山中腹に位置する『三条の湯』への帰りに寄ってきた。
三条の湯の受付にのめこい湯の割引券があり、宿泊者に限り通常900円のところ300円で利用できるとのこと。
下山後にそのまま伊豆の実家に帰省の予定なので、御殿場あたりでサウナに寄っていこうと思っていましたが、せっかく奥多摩まで来てこの値段なら寄らない手はない。
翌朝はのめこい湯の10時の開店時間に合わせて下山。と言っても延々と林道歩きのため起床はまだ薄暗い5時過ぎですが…
のめこい湯、これまでも奥多摩方面の登山の際に何度か利用したことがあるが、軽く汗を流すことが目的で同行者との時間調整もあったため、サウナは利用したことがなかった。
サウナはコロナ対策とのことで、本来なら10名は余裕で入れるであろうキャパシティだが、二段掛けの一段目は使用禁止、二段目もソーシャルディスタンスで3名までに制限されていた。
厳しめな感じもするが、奥多摩ということもあり都内からの来訪者も多く、山奥で医療機関も少ない場所柄致し方ないといったところだろうか。
サ室の温度は90℃だが、湿度は低くカラカラなのであまり熱さは感じない。
水風呂は一人分の広さ。21℃だがサウナの体感がマイルドなので案外ちょうど良かったりする。
水風呂が小さい割に、外気浴にはサマーベッドが3つと三人掛けほどのベンチがひとつと充実していた。
お風呂は内湯に大浴場とあつ湯、露天も通常の温度のお風呂と30℃(不感温浴より冷ため)の二種類の露天風呂、それから壺湯がふたつ設置されていました。
開店早々お客さんの入りは案外多かったです。
中の施設よりも気になったのが、表にあったテントサウナ。
のめこい湯の入り口付近に2基、道の駅側に6基が設置されていた。
時間も早かったのでまだ誰も利用しておらす受付をしている様子もなかったが、休日はそれなりに賑わうのだろうか?
さて冒頭の三条の湯。
温泉宿と言っても林道を2時間と沢沿いの高度感ある登山道を30分歩かないとたどり着けない登山者御用達の山小屋だ。
雲取山や飛龍山登山の拠点、或いは登山帰りに利用するのが一般的だが、今回は紅葉を楽しみながら温泉に浸かってのテント泊でのんびりするのが目的。
源泉は10.5℃の単純硫黄冷鉱泉。pH10.3のアルカリ性で硫黄の匂いに癒された。
結局滞在中に3回も入浴してしまった。
紅葉はまだまだこれから良くなりそうだが、夜は雲一つない好天のおかげで満天の星空。重い荷物を背負って山奥まで来た甲斐があった。
帰路は大菩薩ラインを通って塩山に抜けたが、この時期道路沿いの紅葉の色づきが最高でした。
歩いた距離 8km
男
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