まつしま

2025.11.21

1回目の訪問

金曜の夜、仕事が少し長引き、庭の湯に着いたのは20時半ごろ。
普段あまり訪れない方面だが、電車一本でアクセスできたことに少し驚く。
1週間を終えた安堵と、連休の始まりに向けた高揚感が入り混じる時間だった。

館内に入ると、23区内とは思えないほどの広々とした空間。
郊外の温浴施設のような落ち着いた雰囲気があり、これから過ごす時間への期待が自然と高まっていく。

水着を借り忘れてしまい、残念ながら共用ゾーンには入れなかったが、
フィンランドサウナは15分おきにオートロウリュが行われ、心地よい蒸気が満ちていた。
布製のサウナマットには「黙浴」と書かれ、静けさが丁寧に保たれている。
浴室ゾーンの賑わいとは対照的に、サウナ室は深い静寂に包まれていた。

水風呂はサウナを出てすぐの位置にあり、動線は見事。
桶のロープを引くと頭上から水が落ちてくる仕掛けがあり、
一気に汗を流してから浸かると、そのままスッと整いの入り口へと誘われる。
通常の水風呂に加えて、より深い水風呂がもう一つあり、
そちらにも桶とロープの仕掛けが備わっている。
深さゆえに体全体が包み込まれ、浮遊感と冷たさが心地よい。

休憩はサウナスペースでもできるが、露天風呂側の椅子で外気浴。
夜の空気がほどよく冷たく、サウナ後の身体に優しく触れる。
目の前には手入れの行き届いた庭。
薄暗い照明に照らされた景色を眺めていると、
心がすっと静まり、まさに“庭の湯”という名の通りの空間だった。

気づけばサウナに夢中になりすぎて食堂が閉店してしまい、
売店でジェラートを食べて夜を締めくくった。
そのひんやりとした甘さもまた、整いの余韻にぴったりだった。

最高の連休の始まり。
庭と風と熱に包まれた、静かで贅沢な金曜の夜だった。

まつしまさんの豊島園 庭の湯のサ活写真

マンゴーとマスカットのジェラート

スッキリとした甘さがサウナ後の身体にしみわたる!

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