友の湯
銭湯 - 東京都 江戸川区
銭湯 - 東京都 江戸川区
小岩駅から徒歩約10分、電車のジオラマとにゃんこがいっぱいいることで有名な銭湯「友の湯」は、全国最古の軟水銭湯なのだそう。
体と頭をささっと洗い、風呂場の奥にあるスチームサウナへ。扉を開けると、もわもわっと白い湯気と、かなりの熱気が、扉からドッとあふれ出て来ました。例えるなら、長時間加熱した蒸し器の蓋をパッと開けたような様相。
中に入ると…アチ!アチチチチチ!!顔に痛いくらいの熱気がまとわりつきます。こ、これは「かなり強力」とかいうレベルじゃないぞ……!
サウナ室はコンパクトで、向かい合わせに2列、フルに座って6人くらいでしょうか。サウナマットを木板のベンチに置いて座ると……ううっ、頭と顔が熱い!痛い!!とっさに持っていたタオルをかぶり、髪と肌を覆います。
30秒くらいそのまま、タオルをかぶってうなだれた「あしたのジョー」みたいな感じで座っていたのですが、じきにそれすらツラくなってきました。髪やタオルで蒸気が冷えて水(お湯)になるんだけど、それが首や肩に伝うだけで熱いし痛い!ひいいいいいい!
どうするのが正解か分からないまま、しばらく耐えたものの、あえなく脱落。多分3分くらいしか経ってない……外に出ようと扉を開けて出ようとするとそこでまた熱風を浴び、「アチチチチチチ!!!」と息も絶え絶えに外にでました。 ヤバイ。ヤバすぎる。
もう、ちょっとしたパニック状態ですよ。洗い場で適当に水をかぶり、そのまま入り口近くの水風呂へ小走りにIN。ふ、ふわぁぁぁぁ……やっと人心地がついた……しばし呆然。
軟水の水風呂はコポコポと水が動き、まるで天国のような心地よさ。さっきの地獄の熱さとのギャップがすごい。
休憩後、再度チャレンジすることに。さっきは3分もいられなかったので、次は5分を目指します。熱い空気は上にいくのだから、高いところほどスチームも熱いはず。その証拠に、頭と顔が一番熱かったし痛かった。できるだけ体勢を低くしてチャレンジしよう。
二回目のスチームサウナへIN。タイル敷きの地面にしゃがみこみ、膝をついて、ベンチに置いたサウナマットに頭とひじをついて耐える、という謎な体勢で耐えることにしました。おお、熱いけどこれなら耐えられる。しかし人が入ってきたらどうしよう……なんとか5分(砂時計が落ちるまで)耐えてシャワーを浴び、水風呂へ。ふあぁ……スチームサウナが地獄な分、水風呂が本当に天国のような心地よさ。
初体験の小岩・友の湯。とんでもないハードコアサウナでした。万人には勧められないけど私は好きです。また行こうw
女
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