電気湯
銭湯 - 東京都 墨田区
銭湯 - 東京都 墨田区
そこには生活があった。
当初は某向島の銭湯さんに行こうと思っていた。月火と休みなのは先週調べていたので、そうだ今日はやってるはずだと上野界隈からどうやって行こうかな?と思ってループを選択。キックボードで20分くらい、隅田川を渡ってやってきた。通り沿いの看板は煌々と灯りがついていた。看板のキーホルダーが欲しかったのだ。いそいそと入り口に向かうと…まさかのお休み。今週だけ月火水の三連休。嘘だろ。調べなかったこっちが悪い。
気を取り直して。即座にサウナイキタイのマップを立ち上げる。ここまで来たのにノーサウナは無いだろ。地図を見渡すと…あ、あった。気になってた電気湯さんが近い。再びループをレンタルして約5分。曳舟側の住宅街にそれはあった。
入り口では小さい女の子たちを連れたお母さんが来店していた。広くも無いロビーはお客さん4〜5人でごった返している。常連さんなのか?サウナ950円を払ってイン。
バザーのテントみたいな白と黄色と水色のストライプが描かれた天井が高い。おそらくはご近所の常連さん達がそこそこ入っている。20時半過ぎ、確かにゴールデンタイムかも。体を洗って風呂へ。熱湯が熱い。低温のお風呂も低音というよりは42〜3度あるから普通に熱い風呂だ。気持ちがいい。
さてサウナへ。扉を開けると4人くらい、詰めて6人が限界の二段の雛壇。先客3名。温度計を見ると110度。ガスストーブがガンガン仕事をしていて、カラッカラのドライサウナ。なんていうか、オーブントースターのそばで肌を晒している様な感じ。あっつい。トーストになるぞ俺。
シャワーで冷水を頭から浴びて、水風呂。大人二人も入ればいっぱいくらいのサイズ。多分チラーとかではないだろうけど、チリチリになった肌を冷やすには丁度いい。
脱衣所に三脚整い椅子、デカい業務用扇風機からビュウビュウ風がきて気持ちがいい。室内では写真展が行われてたり、それが手作り感溢れてたり、サウナの12分計を募金と飲み屋さんの援助で買いました、という報告があったり、手作りの壁新聞的なものがお風呂に貼られていたり。
風呂上がりロビーに出ると、小上がりでマッサージをやっていた。えぇ…?そういえば入る前にそこの小上がり見たら横になってるおじさんいたな…と思ってたけど、あれマッサージ受けてたのか。凄い。なんというか文化的な側面もありつつ手作り感が溢れまくってたり、客層はバリバリローカルで、こりゃTHE・下町銭湯そのものだ。ハレとケで言えばケです。日常の一部です。その街の日常にちょっとだけお邪魔させて頂いた感じ。初めて田舎の親戚のうちでお風呂借りた感じ。TシャツかっこよかったけどアスレのXXL着れたかな俺。
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