蒲田温泉
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
アツ湯大好きアツアツ人間、な私。
年に一度は草津温泉に行き、普段は地元の銭湯に入り浸る。家のシャワーは45℃、ヒートショックな何のその!
そんなアツ湯loverな私なので更なる熱さを求めたくなる。サウナは構造上、温度の上限はある程度決まっているが湯温に関しては施設側の匙加減で決まる。手持ち鍋で簡単に100℃に到達する世の中だ、熱くしようと思えば簡単だろうが、そこは常連さんの存在やその施設の役割・地域の文化も影響する。つまりアツ湯を提供する施設は長い歴史の中で、アツ湯を提供することを許されて求められてきた背景があると言える。かく言う第二喜多の湯も先代の頃は足を入れられないほど熱くて、15時の開店と同時に常連さんが水を大量投入していたと聞く。
つまりアツ湯は温浴文化なのだ、それを堪能すべく大田区は蒲田へ降り立つ。東京一のアツアツ温泉が目的だ。サウナよりも今日はアツ湯だ、アツ湯が全てを凌駕する。
#サウナ
とは言っても私もサウナーの端くれ、追加料金を支払いサウナへ向かう。新しい木の香りが良い、ただ吸気口の位置が頭上の角にあるためか、そこまで対流というか熱が降りてくる感覚はない。遠赤外線ストーブなので余り関係ないのか…?自身の無知を恥じる。
それと利用者が殆どいなかったが、これは後で理由が判明する。
#アツ湯
赤黒いモール泉のような温泉こそアツ湯の正体だった。足首まで入れて動けなくなるのは久しぶりで、一度はそのまま水風呂に逃げ込む。ニヤニヤ笑っている常連風な男性と若者の視線を背中で感じる。一撃で爪が痛くなる。一度水に沈んでやっと入ることが出来た。温度計には4X.x℃と表示されてるがおそらく46-7℃くらいあると思う。間違いなく草津温泉より熱い。ギリギリしゃぶしゃぶに使えそうだ。よく観察していると水通しもせずに5分とか入り続けている方もいる。あの方々は何かがおかしい。
水風呂に入った後、椅子に座って60分ほど寝てしまった。熱いお湯に浸かると良い眠りにつけると聞くが、こんな即効性があるとは思わなかった。家に着いた頃には眠気も飛んで元気いっぱい絶好調だ。
その後眠れず朝を迎えたのは言うまでもないだろう。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら