ゆとりの郷 にいざ温泉
温浴施設 - 埼玉県 新座市
温浴施設 - 埼玉県 新座市
手賀沼にでも行きサウナに入って天ぷら定食を食べようと打ち合わせをして、昼前に友人を駅で拾う。しかし我々は朝食を食べない民族で、つまり昼前というのは空腹の限界地点に限りなく近い状態なのを忘れていたのだ。
早急に食事を摂らねばならない、しかし今何かを食べたら天ぷらなぞ食べられなくなる。解決案として浮かんだのは、今美味しい天ぷらを食べようじゃないかと非常に合理的かつ明快な結論だった。
そんな訳で大泉でたらふく蕎麦と天ぷらを食べた私はハンドルを握る者だけが持つ特権を行使した。隣の友人はやれ鴨川シーワールドに行きたいだの千葉アピールをしていたが、県外移動がしたいなら千葉よりも埼玉の方が遥かに近い。海があるか無いかの些細な違いだろう、と友人に説き私は車を新座へと走らせた。
約20分で駐車場に到着する、近いって素晴らしい。
まあまあな客入りだが某ラッコとは比べ物にならないほど少ない。勝手に新座健康センターと呼んでいる、我らがオアシスにいざ温泉。初訪問の友人の反応も含めて、ワクワクしながら入館する。
#黒湯
濃厚なトロミと成分は浸かれる化粧水と言っても過言ではない。私なんかの肌がツルツルになった所で、何か人類に有益なことが起きるはず無いのだが、折角なのでたっぷり入る。
#サウナ
しっとり低温だが気持ちよく汗が流れる。特に背中を流れる汗の感覚はピカイチである。湿気と温度と反射熱の程度が見事に調和しているのだろう。黒湯5分→サウナ3分→水風呂の組み合わせが1番気持ちよく汗が出てトランスを迎えることが出来た。
#水風呂
19℃の万人向けな水温。首まで浸かれる上にわずかな傾斜によって水流が生まれて、常に新鮮な水を楽しむことが出来る。構造上循環が出来ないのが目に見えるのは、精神衛生上とても良いと思う。
入浴後は仮眠室で気絶した。
約2時間後に友人に蹴り起こされたのだが、驚くほど頭がスッキリしていて湯治後の睡眠の重要性を体感出来た。
ドリンクバーを楽しめなかったのが残念、クーポンも貰えたのでまた来ます。
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