まちなか温泉青森センターホテル
ホテル・旅館 - 青森県 青森市
「今夜はゆっくり体を休めて」
嫁が珍しく俺に自由時間をくれた！晩飯を済ませ時計を見るとまだ19時半。
健康ランドに行けば間違いないのだが、こんな時間にサ活出来るチャンスなんて滅多にない！
…そうだ！まちなか温泉の熱波イベント！今ならまだ間に合う！！
急いで行って更衣室に着いた時、アナウンスが流れた。
「え～間もなく８時より、男子サウナにて熱波イベントを行います。先着10名までとさせていただきます。」
…おい今なんつった？10名？週末で結構混んでるのに先着10名！？
私は光の早さで洗い場に向かった！
端から見たら異質な光景だっただろう、おっさんがひとりで早送りしてるみたいに全身を洗い、サ室前でソワソワしてるのだから。
しかし熱波イベント５分前になっても、誰もサ室に入っていかない。
何故だ？…まさかみんなもう中で待機中か！？くそっ！しくじった！
焦って入室するも私含めて二人だけ。その後８時になっても参加者は私含めて５名だけだった。
まちなか温泉のスタッフが大きめのうちわを持って登場。ん？左手になんか籠持ってる！アロマか？えっ？遠赤外線サウナなのにロウリュ？？などと考えていたら…
「それでは皆さん、この氷を口に含んでください」
謎の氷サービスに圧倒される私。
そしてスタッフがうちわで順番に熱波を始めた！
「それではいきますよ～！」
いよいよ私の出番だ！ウキウキ気分で私は両腕を上げ、熱波受けのポーズを取る！
うちわを大きく振りかざし、熱波が押し寄せる…！
正直そこまで熱くないけど、特別感があって良いな～なんて思って嬉しい気持ちとは裏腹に、熱波の度に頭の中でフラッシュバックしたのは、昨日入院した２才の娘の顔だった。
高熱で咳き込んで、食べても吐いて苦しんで、助けを求めるように抱きついてくる娘の涙。
そう、明日私が病院で娘を看病する事になって、その代わりに今日はゆっくり休んでと嫁に言われたのだ。
気付けば熱波イベントが終わり、サ室には私だけが残り、汗と涙を静かに流し続けた。
今日は心身を休め、明日からはもっと、強いお父さんになれるよう頑張らねば…！
そう思えたサ活でした！
サ活飯はフィンランド料理のミートボールのベリーソース和え！
ベリーソースってブルーベリーの事なのか！ん～個人的にはイマイチ。
しかしこの大ジョッキのオロポはヤバい！！サウナ後のこれはヤバい！美味すぎる！！
夜限定ですが、フィンランド料理のつまみ＋オロポ＋入浴料で1,000円ポッキリ！お得！オロポ単品でも300円！
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