板柳町ふるさとセンター 青柳館 ふるさと温泉
温浴施設 - 青森県 北津軽郡板柳町
温浴施設 - 青森県 北津軽郡板柳町
5月下旬の青森県津軽地方、広大な田んぼでは田植え前の水張り最盛期。3年前のこの時期、伊丹空港へ向う機内から津軽平野を見下ろすと幾千もの湖が現れ、まるでフィンランドの風景だったことを思い出した。ああ、津軽の田んぼがすべて水風呂なら素敵なのに。
そんなことを考えながら、カーステレオ大音量のENUFF Z’NUFFに包まれて板柳へ。
10:50入湯。いつものように浴室は閑散としている。1セットまで男湯完全貸切。2時間のサウナ旅の間の最大入浴客数は4名。
青森県北津軽郡板柳町、人口13,332,人。静寂の中で極上のサウナを味わえる理想郷。
サウナ室の扉には新しいポスターが貼られていた。「ふるさと温泉サウナルール」と題され、
・当館は電気式サウナ 水かけ厳禁
・同時入室3人まで
とある。
なかなかよいデザインで好感を持てる。だがロウリュ不可のサウナストーブに水をかける方がいるとは即レッドカードだろう。
水風呂はマイ水温計12.9度。土曜日だがキンキン。
昨年の計測値は5/22 15.2度、6/19 17.8度。16度を越えてくるこの季節、まだ愛川欽也で幸運だった(©QT82さん)。
外気浴。
晴れ、気温25.1度、湿度29%。ととのいの木がパステルグリーンに輝いている。そよ風がとても心地よい。
「外気浴 ああ外気浴 外気浴」
こんな一句しか出ないほど最強の静寂外気浴。
4セット後、いつものように湯上がり処の自販機でコカコーラゼロを買おうとすると、「あれ、ない」。なんとコカコーラゼロがない!大大大好きなコカコーラゼロがなーい!
悲しかった。とても悲しかった。体内DJの選曲は「悲しい色やね」。
個人的にふるセンの魅力のひとつは館内でコカコーラゼロが販売されていることだった。
仕方ないと諦め、別のドリンクを買い求めて陸奥新報、そして館内レストランでいつものランチ。
サウナ後は家庭菜園。
たまねぎ高騰のため栽培量を増やした札幌黄は強風に負けず成長している。収穫は7月下旬、北海道より2週間早い。
そして先日いただいた白樺の枝でヴィヒタ作り。初めてだった昨年は葉の量が足りずに失敗したが、今年は十分な量を確保して乾燥させてから製作。少しはまともなヴィヒタになった。部屋の壁に飾る北欧インテリア。フィンランド万歳。
そんなわけで、板柳とフィンランド日和の晴れた土曜日だった。
男
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