たからゆ
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
「たからゆ」では、夜な夜な熱波実験がおこなわれている。
…そう例えば、今日みたいな日だ。
22時25分。
朝から撮影、夕方は編集、そして明日は大事な出張がある。
“サウナに入り、ぐっすり眠りたい”
いつも通り、3桁の下駄箱に靴を入れて鍵をかけて、中に入った。
そして、受付にいるマネージャーと目線が合い、笑みと共に。
「やるよ」
…覚悟した。
最近追加されたサウナストーン、その石に手に入れた巨大ブロワーを使った想像を絶する巨大な熱波実験が始まることを。
早速行われたマネージャー実験熱波。
アチアチになっている新しいサウナストーンに、ブレンドしたアロマ水をかけていく。
何を血迷ったのぁ、一番熱い石とストーブの前の上段の席に座っていた。
疲れのせいか、より強い熱を本能的に求めていたのかもしれない。
うちわでパタパタと仰ぎ、熱が一気に上がっていく。
石とストーブ前の熱は一瞬にして、背中にあたり一気に上がっていく。
何セットか続き、思わずと声が漏れ出す。
仕上げとばかりに、ついにあの巨大バズーカブロワーが登場した。
霧吹きで石とストーブの熱をさらに上げ、マネージャーの狂気の瞳と共に下段から天井に向けてファイヤー。
「……熱い…熱すぎるうううう…wwww」
心が笑ってしまうほど、強烈な熱風がサ室全体を駆けめぐる。
ストーブ前に座る俺は、「焼かれる」体験をしているのだ。
体中の汗が止まらない。
隣に座ってる方は飄々としているも耐えているはず。
この瞬間、勝手に同志・同じ修羅場を潜り抜ける仲間のような心の絆を感じていた。
俺の体は、ローストポークになってしまった。
途中で退出しようとした瞬間に、マネージャー熱波が終わった。
急いで水風呂に入る。
水が…水が気持ち良すぎる…
休憩で座った瞬間、まだ1セットなのに大量のあまみが出て、思わずふわっとした気持ちになった瞬間、至福の時間になってしまった事に気づいてしまった…オソロシイ…オソロシイ…。
残りの4セットを通常通りこなし、最後の5セット目で再びマネージャー熱波。
北欧ブレンドという謎アロマと巨大ブロワーで、さらに焼かれに焼かれまくり、ゴートゥーヘブン。
今日は何故か炭酸泉しか入らなかった…それくらいに威力があったのは間違いないし、メロンソフトが美味しい。
「出張前だというのに、何をととのってるんだ…w」
脳内BGMでTMNetworkの「Still Love Her」が流れながら自宅へと向かっていた。
男
恐ろしい実験の数々が暴露されていきますねwww
次はタオルの練習らしいので実験されてきますw ありがとうございます!
奇跡体験アンビリバボーでドラマ化されそうなサウナ体験ですね
ビートたけしもびっくりな常識では考えられない体験です、明日かもしれませんw
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら