改良湯
銭湯 - 東京都 渋谷区
銭湯 - 東京都 渋谷区
曜日時間:日曜13時
混雑具合:悪天候でも混んでた
セット数:3
ロッカー:中ロッカーあり
これは千載一遇のチャンス。雨風が強い日ならば、人気が高いと言えど駅から遠い改良湯は空いているはず。ずぶ濡れになりながら、しかし読み外れた。開店と同時に入ったのにサウナ室は渋滞が発生している。都内の銭湯イキタイ数1位は伊達ではない。
「イマケン探訪1」
いつでも混んでると評判だったので、近いが足が向かなかった。しかし嫁が最もととのった銭湯だと鼻息が荒かったので気にはなっていた。曰く、今井健太郎建築の銭湯は動線がすばらしいと。
炭酸泉に軽く使ってからまずは水通し。黒を基調とした室内の中でも、三面を壁で囲んでとりわけ暗く、一筋のライトがきらめく水面を照らしている。女湯のほうは、入りと出で口が2つ用意されてスムースらしい。
サウナ室は2段で8人。かなり密なのでいつものスタイルのあぐらがかけない。座面に奥行きがあり、体育座りで温まった。老いで体が固くなり、狭い面積におさまるのが苦手になってきたが、それでも体勢がとれるくらい縦には余裕がある。混雑で回数をこなせないと判断して、1セットを普段より伸ばした。
カランは体を洗う人よりも休憩で使う人が多い。脱衣所の休憩椅子もおおむね埋まった。黒い浴室に対して脱衣所は白くて開放的。場所柄からか客層がえらく若い。友連れも多く見られたが、黙浴が徹底されていた。
浴槽とカランの島がくっついており、先の水風呂同様に遮断された空間が多い。意図的に死角を作っているのかしらん。壁絵は抽象絵画と思いきや、よく見ると松の木やら茅葺の小屋やら古き原風景が描かれていた。今昔のクロスカルチャーかしらん。
男
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