カプセルイン ミナミ 立川店
カプセルホテル - 東京都 東京都立川市
カプセルホテル - 東京都 東京都立川市
月曜15時30分入店。昨日は南武線を南下したので今日は北上したい。そうだ、立川にはあこがれのミナミがある。婦女子は決して近づくことのできない漢の世界。創業者様の苦労話インタビューも昭和を煮詰めたようなお話でとてもおもしろかった。唯一女性も利用でき、いつか行きたいと思っていたのだった。
まずは靴脱ぎスリッパに履き替え受付に戻り、1650円払いキー受け取る。オープン記念価格は今も継続中。ありがとうございます。
4階に上がり更衣室へ。右手は男性用、左手が女性用。ノックし入室してドアを閉める。着替えとタオルはロッカーの中に。同じフロアのジムは利用者0人だ。
エレベーターで階下に降りる。休憩コーナーと食堂と男湯女湯が同じフロアに。人力リクライニング椅子が10脚くらい、センターに大きめテレビ一台。古びた背表紙の漫画が並ぶ書架を隅々までチェック。ありふれたラインナップ…と思いきや、隙間に尖ったセレクトいくつも発見。個人的にツボな作家さんが紛れていて嬉しい。
女湯の暖簾潜る。更衣室や休憩室から受けた印象とは大いに異なり、とても新しくてきれい。むしろ新築のにおいが気になるくらい。スリッパや着替えをオープン棚に置き浴室へ。
自分ひとり。皆さん書いておられるが本当に空いてる…嬉しいけど心配でもある。カランは5席。浴槽はお湯と水風呂のシンプルさ。浴室内にはリンスインシャンプーとボディソに加え、クレンジング洗顔料ローション乳液が備えられている。噂によるとこちらのサ室はカラカラ。保湿してからサ室に入れるのはありがたし。
身支度しながらうっすらと、窓の外から終戦直後のジャズみたいな音楽が聴こえてくる。なんか笠置シヅ子っぽい…と思ったら正解、オリジナル版の「東京ブギウギ」でした。令和らしくない音楽ってのも立川らしいのか。
室内から熱気が漏れてくるギラついたサ室。扉を開けるとおお、熱い!温度計を確認すると100度。テレビはテレ朝固定で「相棒」からニュース。ストーン式大小ストーブが熱を放つ。最下段はL字、中上段はストレート。手すりの向こうにおひとりさまスペース、テレビは見えないだろうがここでごろ寝したら天国だろう。まずは座る。熱い熱い熱い。足の裏まで熱い。5分超えてオーノー!と飛び出したらドアノブまで熱い。脱兎のように汗流し水風呂に飛び込む。後に93度まで下がる。
水風呂は18度。静かで硬い水の感触。温度以上にじっと冷える。外気浴ルームにイン。コカ・コーラロゴがレトロな赤いベンチに座るとみるみるあまみ。ここも新築のにおい。
5セット楽しみ休憩室で市川春子の短編集。こんなの置いてるサウナはここだけだと思う。また来ます!
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