2023.06.08 登録
[ 千葉県 ]
【燃えるホーム】
120度のサウナと15度の水風呂で落差100度を体感できる名店レインボー本八幡。
メインサウナであるテレビ付き120度の昭和ストロングスタイルの高温サウナを中心に、
瞑想サウナ、熱湯、ジャグジー、不感湯、水風呂、
そして10脚以上の整い椅子があるサウナー想いの施設であり、私のホームサウナである。
今回は自分のホームサウナに初めて来てくれる心優しい方に向けて、
あえて自分が思う注意点をお伝えしたいと思う。
(実は私はそんなに熱過ぎるサウナが好きではないという前提)
1つ目 玉座
メインの高温サウナはL字型で左右は2段、中央だけ3段という構造になっている。そしてその3段目は1人だけしか座れないスペースであり、通称「玉座」。
実際は王しか座れないわけではなく誰でも座る事はできるがとにかく熱い。
自分も2回くらいしか座った事はないが、サウナではなく、背後で火事が起きているとしか思えなかった。
左右の2段目でも十分熱いのでそちらから試して頂きたい。
二つ目 灼熱瞑想サウナ
85度の2段で、最大8名程度。部屋は真っ暗、焚き火の映像がひたすら流れている瞑想サウナ。
以前は低温サウナという中途半端な立ち位置であったが、改良の結果、静かに集中できる素敵なサウナになった。
ただし、このサウナ1時間に1回オートロウリュが発動し、瞑想どころではなくなる。まさに灼熱。
多くの人はロウリュが始まるタイミングで1段目に下がる。
1段目でも指や肩が痛くなるくらい強烈なので、初めての方はまず1段目から初めて頂きたい。
移動するために立ち上がると死ぬほど熱いので、
できるだけ屈んで移動する事をオススメする。
2段目に関しては玉座同様、火災現場と変わらないと個人的には思っている。
そしてさらに厄介なのは
ロウリュの時間が毎時00分のタイミングなのだが、
外にある時計から5〜6分遅れているのだ。(中 にある時計で00時に発動する)
ロウリュ後を狙って入ったら
まさに直撃という可能性もあるのでご注意頂きたい。
やたら熱い事への注意を書いてしまったが、日々創意工夫を重ねている素晴らしい施設である。
利用客は静かだし、タオル使い放題、上の階の食堂メニューは何を食べても美味しい、期待を裏切らない温度設定と、決して取り合いにならない休憩スペース。
千葉には有名なサウナが多いが、是非一度足を運んで頂きたい。
燃えるホームサウナに愛を込めて
男
[ 熊本県 ]
【カンデオとガンジス】
人生初の熊本上陸。
時間があまりなかったためサウナの評価が高かったカンデオホテルズにチェックイン。
いざ12階のスカイスパへ。
大きめの浴場はほぼ全てが間接照明になっており、何だかセクシーな雰囲気が漂う。
屋内は洗い場と大きなお風呂が一つ。椅子1脚。
天井が空いた屋外には大きめの露天風呂が一つ、ドライサウナと水風呂、外気浴用の椅子が3脚。
あいさつ程度に露天風呂に入り、サ室へGO。
ホテルのサウナとしてはかなり広めの3段、温度は95度前後。30分おきに自動ロウリュがあるが、タイミングが合わなくても3段目だったら5〜6分で結構汗が出る。
ややドライな感じだが、昭和ストロング系が好きな自分としては申し分ない。
扉が二重で熱が逃げないのがとても良い。
しっかり温まった後、3〜4人は余裕で入れそうな水風呂へ。しっかり冷えた16.5度の水風呂はゆっくり息を吐きながら入ると堪らなく気持ちがいい。
ガッツリ整うぞと近くの椅子に座った瞬間、露天エリアになだれこむ大量の海外観光客。
タオルを水風呂にバシャバシャ入れて遊ぶ子供。
サウナ後、足の先だけ流して水風呂に入る青年。
プールの腰洗い槽のように水風呂を動き回るおじさん。
気になって気になって休憩が出来ないじゃないか!
ここはバシッと注意をすべきかと思い彼らに近づく。
楽しそうに戯れる何処か国の人達。特に注意書きがない水風呂。
ふと思いとどまる。
このカンデオホテルズの水風呂は果たしてサウナーのためのものなのか?
あえて注意書きをしないこのカンデオの地では、ルールや掟は存在せず、
例えるなら砂漠にあるオアシスのような、インドにあるガンジス川のような、みんなが思い思いに楽しむ多様性のある水場なのではないか、と。
そう思った瞬間、さっきまでのフラストレーションが嘘のように消えた。
目の前でフラミンゴのように水に立っているおじさん達も愛しく見えてきた。
自分は自分で楽しめば良いのだ。
一応先に水浴びると結構良いよという感じで、何回かやってみたがおそらく彼らの目には留まらなかっただろう。
それで良い。これは私の自己満足なのだ。
悟りを開いたかのように、それ以降は自らに集中し、素晴らしいセッティングでガッツリ整う事ができた。
露天で切り取られた熊本の四角い空は、思った以上に高くて深かった。気がした。
男
[ 東京都 ]
以前から気になっていたグッドサウナ日本橋へ。
18:30から3時間で予約。
入り口にド派手な水色の暖簾があるのですぐに見つかる。
事前にメールで送られる暗証番号で入室。
入るとすぐに広がる使い勝手の良さそうなワーキングスペース。
仕事はもういいのだ!
無視して第二の扉を暗証番号で開ける。
靴を脱いでレンタルタオルの棚からフェイスタオルを2枚(何故か月額会員は1枚まで)とる。
バスタオルも100円で借りれるが、しっかりしたフェイスタオルなのでこれで十分。
奥のロッカーに荷物を入れて、いざ浴場へ。
シックな色使いの空間に
・体を清めるためのシャワー
・水風呂用の白い1人用浴槽が2つ
・サウナ
・休憩用のインフィニティチェア4つ(室内2、外気浴用2)
広いとは言えない空間に
サウナを楽しむための必要最低限を整えた様子。
例えていうなら
「結構な金持ちが、友達と入るために自宅につくっちゃったイケてるサウナ」
シャワーで体を清め、積み重なった大きめのマットを持ってサ室に入る。
薄暗くて静か。湿度も結構ある。
誰もいなかったため、セルフロウリュチャンス!
バケツに入った柄杓を持とうとすると目に入る試験管のような砂時計。
どうやら過剰なロウリュを防ぐためこの砂時計が下に落ちていないと次のロウリュはできないルールらしい。
砂は下に落ちていたので、砂時計を逆さまにしてロウリュ。
響き渡る焼石の歓声と、立ち上る蒸気。
素晴らしい!きっとみんながちゃんとルールを守っているのだ。経験上セルフロウリュの7割は無音の水掛けに終わる私は感動した。
さすが日本橋!
2段目は85度と聞いたが、ロウリュ後はしっかり熱い。5分程度でびっしり汗も出る。いいじゃないか、日本橋!
サ室をでて3歩ほどで入れる水風呂へ。
湯船が小さいので、湯船からではなく隣にある水シャワーで汗を流したほうが良さそう。
水風呂は20度弱くらい。もう少し冷たいのを期待していたが、まぁ、これはこれでいいぞ日本橋。
しっかり冷やした後に外気浴へ。
ほぼ一方通行の細いベランダに並べられた椅子に座る。
日本橋の夜景は当然見えず、目隠しの布とカーテンで全く風が入らない。肩にへばりつくカーテン。目の前の高速道路を轟音で走り抜けるトラック。
やはりここは日本橋…
そそくさと室内に休憩場所を移す。
室内の椅子には扇風機の風があたり、外気浴より外気浴だった。
予約制のため常に浴場には3〜4人しかいないのも落ち着く。
やはりいいぞ、日本橋。
コンパクトなつくりなので今度は90分でサクッと入って一杯飲んで帰ることにしよう
またよろしく日本橋!
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。