トンカツマン

2024.08.23

1回目の訪問

花景の湯は攻走守、三拍子揃った逸材とお見受けしました。
まずはサウナ室(攻)ですが、でかくて熱い。上段は安定した90度を保ち、10分ごとのオートロウリュと天井からの空気攪拌ルーティーンにより、常に安定した熱々滝汗が約束されます。なんつーのかなー、密度は低いけど、均質でそつのない、セブンイレブン的なトヨタ車的なサ室です。広くて明るいからかな。ドキドキワクワクはしないけど、とにかく安定。しっかり仕事をしてくれる。
そして水風呂(走)。これはやばい。相当な韋駄天、そしてパワー(語彙力)。8.5度のいわゆるグルシンは潜水OK なので、まずはこちらを頑張って30秒から1分ほど、もちろん潜水して脳天まで一気に冷やす。そして流れるようにお隣の13.5度水風呂に入ると、まあ、永遠に入っていられるわけですよ。13.5度に。いや、たしかに13.5度は冷たい。指先の感覚が麻痺する感じもある。ただ、8.5度で体の表面を強冷却した後なので、まったくキツくない。血液の循環を感じつつほんのり暖かくすら感じる。これが噂に聞く冷冷交代浴なのか。。。ごくっ。というわけでここでおよそ2分。
最後に外気浴(守)。これは都心を一望できるインフィニティ温泉エリア脇、もしくはサ室の傍にある塀に囲われた無言エリアと選択肢があるのですが、僕は圧倒的に後者でいかせていただきました。(いずれにもリクライニング椅子多数)
確かに展望やリアル外気浴感を求めるなら、温泉エリアのオープンワールド感もよいのでしょうが、無言エリアでもそよかぜそよそよ、管楽器的な風鈴(名前がわからない)がアジア的なやわらかな音を奏でつつ、そして併設のよみうりランドのジェットコースターキャー!!の叫び声があいまった不思議な無言空間は最高な解脱体験ができました。ほんとに、秒で10分の外気浴タイムが終わる。

花景の湯は他にもどっかから運んできたという温泉2種(熱湯とぬる湯)、炭酸泉、前述の都心ビューや充実の岩盤浴設備などそれぞれが主役を張れるくらいのキラ星たちが散りばめられており、非常に満足感の高い施設でした。京王線の特急だったら調布までもすぐだし、また金曜日の午後サボって来ちゃおうかな。来ちゃいますよね。

19時くらいに退館しましたが、建物から施設の入り口までの薄暗いそぞろ歩きもいい感じでした。

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