あおさく

2023.07.17

1回目の訪問

午前11時。気温33℃。
ラクーアの開館時間、エレベーターには長蛇の列。ここはスパ・リゾート。期待し過ぎてはいけない。

だが、サウナを体感して、その認識は変わった。
羊の皮を着た狼。おしゃれスパの皮をかぶった、本格サウナ施設(サウナー視点)。
4種類のサウナはどれも個性的で、かつ、本格的だ。

浴室は広々。いや細長い。
入って左手奥が洗い場。導線から独立しているのは、好みの配置。

いざサウナ。

中高温 ヴェレ
正面に大型テレビとストーブ。それを映画館のように囲んで座る。薄暗い室内は、さながらシアタールーム。座面は広く、座禅を組んでもゆったりサイズ。
4つのサウナでは体感は最も熱い。座った途端に汗が吹き出る。湿度の設定が良いのだろう。

高温 オールドログ
6人ほどが定員。まさにログハウス。暗室。窓から浴室の光が柔らかく差し込む。
高温とあるが、最初はさほど熱くは感じず。ただ5分ほど経過し、ジワジワと体感温度が上昇。不思議な感覚。なんだこれは。

中高温 ヴィルデンシュタイン
タワー型ストーンストーブ。広々30人は座れる。もっともマイルドなサウナ。じっくり蒸されたい時はここ。

フィンランドサウナ コメア
外気浴に入り口。定員は6人程度。時間限定だがセルフローリュも可能。
座面が高いので70℃でも充分に熱い。窓がなくかなり暗い、まさに瞑想空間。木の香りが良い。最も気に入ったのはここ。

水風呂
17℃と21℃の2種類の設定。
17℃の方は常に混雑。そのためか水温計は22℃。冷やしきれていない水流を感じる。
一方、21℃は空いている。水温計は20℃を示し「水風呂水温の逆転現象」も発生。バイブラもありこちらの方が冷やされ感が高し。

休憩スペース
やはり目指すは外気浴。
ジェットコースターが見える椅子は、特に、視界も風も抜ける特等席。

ここの外気浴は、不思議な感覚の場所。
遠くで聞こえる救急車のサイレン。コースターの音と振動、遅れて響き渡る悲鳴・絶叫。近くで聞こえる、水流の音、話し声。それらが混ぜこぜにで周囲に溢れている。
普段は話し声に気を取られてしまうが、今日は気にならなかった。返ってゆっくり安らげた。
ファミレスの方が、勉強の集中できるが如く。

ただ、この施設の残念なポイントも、この外気浴だ。
細長い浴室の、端と端にサウナと外気浴。かなりの距離を歩く。辿り着いても、椅子が空いていないことも。ただ、椅子やベンチは各所にたくさんあり、整い難民になることは無いのは安心。

4つの本格サウナ、稀有な外気浴。これをどう繋ぐのか。解決は難しそうだ。

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