【閉店】東京健康ランド まねきの湯
温浴施設 - 東京都 江戸川区
温浴施設 - 東京都 江戸川区
9/3(日)に閉館予定。レジャパス対象なのと、サウナにはまる前にくつろぎに行ったことがあったので再訪してみた。
昔ながらの健康センター。リューアルも選択肢だったろうが都心からのアクセスが良くないのが辛い。ここは子供は無料で、来館者は家族連れや年配者が多い。おそらく地元住民に支えられてきたのだろう。
でもそれが、強みでも弱みでもあるように感じた。
サウナは広々。左右2台のサウナストーブで、人の出入りは多いが、常に95℃をキープ。カラカラなのでさほど熱い、と感じることはない。
テレビは故障中で音は出ない。修理します、との記載はあるが、おそらく閉館までこのままであろう。テレビは不要派なので問題ない。
サウナマットが入り口にあるが、持たずに入る人も年配を中心に見かける。サウナマットはサ室からでたら洗わずに返却する仕様。
サ室にひいてあるタオルは常に濡れており、朝から行ったが午後になっても変えられた様子はない。おそらく人件費や交換費の問題もあるのだろう。
水風呂は20℃くらいか。常に水が足されているが、冷たさは感じない。
汗を流してから入ること、の張り紙なんのその、サ室からそのまま入る人も。タオルを水風呂に付ける人、水風呂の桶でタオルを洗う人も。その水がまた水風呂に戻されていることをにも気がついていないようだ。
水風呂なしにはこちらも辛いので我慢して浸かる。
外気浴には椅子が3つ。ただしサ室からは距離がある。そのためサ室の周りにも椅子が4つほど。残念なのは、入り口付近の掛け湯の水が撥ねてかかること、使い終わって水をかける人はほぼいないこと。また当然サウナ用ではないので休憩に使っている人も多い。お風呂は充実。健康センターなのでこちらがメインだ。なので椅子は常に争奪戦。
昔ながらの健康センター、地域に支えられた温浴施設。それが築いてきた施設の文化・過ごし方・マナー。
閉店は残念ではあるが、一方で他の施設と比べてまた行きたいか、と問われると答えに窮する。これまでを大事にすると共に、周りに合わせて行かないと新しい客は増えないよな、とも思った。
大規模な施設でもあるので、温浴の文化を継続しつつ、サウナや岩盤浴などの充実をはかり、新旧が満足できる施設として、新たな担い手が現れてると良いな。
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