サウナ&カプセルホテル 北欧
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
サウナ:7分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:7分 × 3
合計:3セット
サ飯:唐揚げ、北欧カレー
ソーセージ盛り合わせ
ビール、ハイボール
「疲れた、サウナだ、サウナに行こう。」そう短調な文で友人に伝えると、「り」の一文字。短調な文から全てを読み取り、それを一文字で返す。それこそが、友好関係の現れであろう。「とりあえず上野で」そう伝え、残った仕事に片を付け上野へと足を向かわせた。
サウナに到着し、館内着に袖を通し、上の階へと向かう。風呂の前に着くと、棚に館内着を脱ぎ入れ、付箋に文字を書き入れ、貼り付ける。なんとも言えない奇妙な光景である。「いや違う、それがいい。それがいいんじゃあないかッ!!」そんな言葉が頭をよぎりつつも風呂へと向かう。
いつも通り体と口腔内を清め、申し訳程度に湯に浸かる。待ち受けるは、お待ちかねサウナの時間である。やはり、北欧のサウナは落ち着く、テレビこそあるものの、静かな室内と薄暗さ。サウナには、整いもさることながら、この瞑想をしに来てるのだと深く実感する。
水風呂も変わらずの冷たさである。「キンキンに冷えてやがる!!犯罪的だ!!」とは、誰が言った言葉だったであろうか。きっとかの偉大な、森鴎外か太宰治であろう。そうに違いない。
冬の夜の外気浴は、乙なものである。冷たい夜風が体の火照りを優しく振り払ってくれる。「これで明日からも仕事ができそうだ。」友人も同調の意を込めて、首を縦に一度だけ振った。
春や、夏の外気浴は、どの様なものか。気になる気持ちを抑えつつ、私は帰路についた。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら