2023.04.05 登録
[ 岐阜県 ]
ふきのとうの天ぷらを食べたくなる頃、ふと私は天光の湯へと足を運びたくなった。下呂温泉の旅行後であったため疲労が残り目をこすりながら暖簾をくぐった。しかしそれに反して足取りは軽く疲労感と好奇心は反比例関係であると今までの経験から自明の理であると思っていたがどちらが脳のナワバリを多く支配するかで人間の行動が決定することを知った。いわゆるスプラトゥーンなのである。
浴室に入り私を出迎えてくれたのは二つの水風呂とサウナ室である。いや出迎えたという生ぬるいものではなく猛烈にアピールしてきたという方が正しいだろう。羽衣剥がしのダブルと圧倒的なグルシンが俺たちを使ってくれと熱い目線を送ってきた。「もうこのままサウナに入ってしまいたい」という気持ちを抑え体を清めてからサウナ室に。
サウナ室は90度ちょうど良いタイミングよくオートロウリュも受けられた。
最初の水風呂はダブルを選択した。名前の通り羽衣を破壊するどころか作ることさえも許してくれない、そんな荒々しい君が私は大好きだ。
外気浴の前にシングルの感想を書かせてもらう。
シングルと聞いて胸を昂らせないサウナーはいないだろう。私ももれなく胸を昂らせた。
足の親指の爪が最初に触れ、足首、太もも、腰、肩と段々と私の体を侵食していく。すると体温と30度近くも離れているはずなのに私の体は拒まず受け入れていた。水と一体化し私自身も水風呂になっていたんだと思う。疲れなどとうに忘れトトノイだけを求めていた。そんな私が向かう先は決まって露天風呂という名の天国である。実際には極楽浄土と書かれており名に恥じぬ4文字であった。大袈裟だと批評する人もいるだろう。その人はその考えのままでいることもまた一興であるし実際に足を運び幸せを感じてもらうのもまた一興であると私は考える。愛知から車で1時間ぐらいで少し遠いなと思っていたが、1時間圏内に天国があるなら私は迷うことなくまた訪れるだろう。
[ 愛知県 ]
実家への帰省が終わり名古屋に戻ってきた。
下宿先に届いている荷物を早く開けたいという気持ちが脳内を占めていた。しかし気がつくと階段を上がりロッカーの鍵を受け取っていた。考えるより先に体が動いていたというのはこのことだと確信した。あまり普段からサ活を書く方ではないがなぜだろう、このきもちを誰かに聞いてもらわないわけには行かないのだ。善意や押し付けではなくこれは私の使命であると頭からつま先までの細胞一つ一つが叫んでいた。
ぜひ今この文章を読んでいるあなたもウェルビー栄を訪ね細胞の叫びを感じてほしい。
[ 東京都 ]
ば先の神谷氏とサウナ旅に出発。記念すべき1店舗目は早川さんのおすすめのサウナ東京さんへ🔥
21時のアウフグースイベントに参加。1.2回目は優しく包まれる様な熱波。3回目はおけぶっぱ、手を上に伸ばすと痺れる様なあつさを上肢下肢の末端に至るまで一つ一つの細胞レベルで感じていた。計20分ほど入ったが至福の20分間であった。今日はこの幸せを噛み締めて眠りにつきたいと思う。それと合わせ良い旅のスタートを切れたことを早川さんに感謝すると共に己の選択を誇りたい。
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