神戸サウナ&スパ
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
訪問はこれが2度目。
体を清めてまずはハマームで軽く体を温め、次は塩サウナへ。
ここの塩サウナは椅子の数は少ないが足元まで塩で埋まっているのが面白い。
温度はそれほど高くないが、構造が上手くできているのか人が出入りしても心地よい温度が保たれているのが嬉しい。狭いが微かに音楽が聞こえるだけの落ち着いた空間で非常に居心地がいい。
12分ほど入って、もう少し居たかったが椅子がいっぱいになってきたのでいったん退出。
フィンランドサウナは昨年改装されたとのことで、以前来たときよりも薄暗い作りになっていた。
12分計もなく、小さな窓から陽光が差し込むだけの空間は不思議なほど居心地が良く、瞑想のように日常から離れるにはうってつけの空間になっていた。
メインサウナはうってかわって広々としており、大きな窓から注ぐ外の光が一層解放感を増していた。
毎時00分毎のロウリュ&アウフグースも嬉しい。今日のアロマはオレンジだった。
11.7℃の水風呂は無論言うことなし。
休憩の椅子も数多く備え付けられており、休憩場所に困ることもなかった。幸い今日は快晴で青空を見上げながら休憩することができた。
ここは私にとって生まれて初めて入ったサウナ施設でもある。
神戸に遠方の人がわざわざ訪れるサウナがあると聞き、興味本位で入ったのがきっかけだった。
当時は入り方もよくわからず、1時間コースでサウナ10分、水風呂一瞬、休憩1分という今考えれば謎のセットを3セット繰り返し、時間オーバーしないように慌てて店を出ていった。
正直に言えば当時は良し悪しなどわからず、とりあえず設備がきれいだったこととアウフグースの前後のおじさん達の拍手の異様さ(当時は初めて見てそう感じた)と意外とサウナも気持ちいいもんだということくらいしか印象には残らなかった。
しかしあれから一応サウナの入り方を知り、いくつかのサウナを巡るようになってから再び訪問したことで、いかにここが恵まれたサウナであったかを今更ながらに理解することができた。
通常のスーパー銭湯などと比べると庶民にとってはだいぶ割高の料金ではあるが、時間と料金を忘れてじっくり楽しむだけの価値は十分にある。
初めからいいものをいいものと理解するのは難しいし、おそらく今も全てを理解しきれてはいないのかもしれないが、それでもまたいつかたまの贅沢で訪れてみよう、そう思わせる魅力的なサウナであった。
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