鶴の湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
昭和10年 創業
古くてもいつもキレイにされていて今でも人々が集う
建物は建替え、補修と代を重ねているのだろうがボクはここに来ると
ここで銭湯が始まった頃に自分がタイムスリップしたような
「摩訶不思議」な気持ちになる
それだけで愉しい
「あれ?」
お風呂セットにタオルが入っていないことに気が付いたのは男湯の暖簾をくぐった時だった
「ガラガラ」
引き戸を開けて番台を見上げると今日は女将さんよりひと世代くらい若そうな女性が座っていた
「タオル置いてます?」
「はい、ありますよ」
よし、これで今日もお湯とサウナを楽しめる
平日午後7時と少し 先客は3人
勢いがないシャワーに文句など無いむしろシンパシーしか感じない
「ノコギリヤシが効くそうだよ」そっと語りかけてみたりする
身体を洗ってマイルドな水風呂で冷やしたら
待ってましたの「カルストーンサウナ」に入る
「70℃」の表記だが思いの他、汗が出るのだ
サウナ内にこう書かれている「頭低温乾気足熱式」
仕組みを理解したい探求心豊かな方は
ベンチに座ったまま10cmほど腰を前にずらしてみるとよろしい
たちまち「〇袋」が足元からの熱気に直撃されて「きゃっ!」と悲鳴を上げるという体験をする
構造上「玉〇」が無い場合にどうなるかは宿題とするので後日レポート提出のこと
サウナの窓から脱衣場を見る
目を惹くのは番台と大きな時計
男湯の時計と見比べるとあの古い時計が今も時を刻んでいることがわかる
「玉袋」と一緒に10分×3ラウンドを終える頃には意識に靄がかかったような妙な調子になった
「トトノウ」とは何か違うが何れにしても
そろそろおいとまのタイミングだろう
身体をよーく拭いて脱衣所
意識が靄っているのでゆっくりと衣服を身に着ける
着終えてもベンチに座ってぼーっと番台の時計を眺めていた
どれくらいそうしていただろう「そろそろ帰ろうか」立ち上がって
ふと番台を見るといつの間にか女将さんに変わっていた
「時計、ちゃんと動くんですね」声を掛ける
買ったばかりというのにタオルが欲しくなって
「タオルをボクにください」と言います
女将さんはしばらくとまどっているようでしたが
「ください ぜひください」とボクは言います
「あげてもいいが、あんまり急じゃありませんか」と女将さん
「急にもらいたいのだ」とすぐ答える「ボク」
「よく考えたのですか」
「よござんす、差し上げましょう」
続きは「こゝろ」をお読みください。
提出期限は金曜日です。お忘れなく。
あ、いつものヤツを忘れてました。 コホン。ぎっちょさん!ぎっちょさん!ぎっちょさん!あー!自動ってこう言う事ですよねー!自動は便利だ!
シン・毛穴バカさん。トントゥありがとうございます。ヤチガシラオンセンイキタイですよ❤️
あ、無い方の人だったのですね〜。レポートお待ちしてますよー!
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