鷹の湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
今シーズン何度目の心の叫びになるのだろう
「もう雪いらねえ(怒)」
この日も午前中は晴れていたのに
銭湯が開き始める頃には怒涛の雪模様になっていた
追い打ちをかけるようにこの日の雪はとても大粒で
サクマドロップほどもあるだろうか
マジで迷惑な雪だ
そんな中、鷹乃湯さんに来た
明るい時間に来るのは初めてかも
自分は銭湯によって行動がパターン化されていて
鷹乃湯さんではいつもこんな感じになる
身体を清めまずは「ぬるめ」に入る
まあ何とかなる温度のことが多い
そこから水風呂を短かめに
レバーを1回転させる蛇口の開閉動作がツボなんだ
そうしたらサウナに乗り込む
凶暴な湯舟と好対照なまろやかサウナ
ストーブ横に陣取って背中にじっくり火を通す
長く居られるサウナだけど12分位で区切りをつけて
「あつめ」からの「水風呂」でワンクール
つくづく「熱いって贅沢」だよと思う
ただこの日の「ぬるめ」は「熱かった」
日本語が崩壊している
厳しい熱さに耐える時
自分がやってしまう代替行動がある
天井を見上げてしまうんだ
「くーーーーっ!」とか言いながら
いつもは「あつめ」で「くーーーーっ!」なのだが
今日は「ぬるめ」でも「くーーーーっ!」だ
「そう、そうなんだよ」
そうして初めて気が付いたんだ
浴室の仕切り壁から3本の柱が天井に伸びているんだけど
真ん中の柱のすぐ傍の天井に
バレーボールくらいの丸い穴があいている
「ぬるめ」に浸かって真上を見上げると丁度そこだ
「空調かなぁ、それとも明かり採り?」
何となく考えていると
「ひらひらり・・・」
雪が舞い降りてきた
硝子無しで外とつながっているらしかった
「ひらひらり・・・」
雪粒がおでこに着地する
「冷たぁ」
ドロップほどの大きさのお陰で
融けずに舞い降りることができたのだろう
不意打ちの雅やか
テロリスト オブ 風流
なんでも良いが
こんな雪なら「悪くないな」と思った
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