御船山楽園ホテル らかんの湯
ホテル・旅館 - 佐賀県 武雄市 事前予約制
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念願のサウナシュラン1位に。
風呂場に向かう館内通路からリニューアルが施され、階段の途中にはBang and Olfsenのスピーカーを置くほどの気合のいりよう。
脱衣所は落ち着いたウッドな雰囲気で、とてもきれい。amadanaのPreimium Waterサーバーも配置されており、給水場所も完璧。脱衣所に感動をしていると、そこにはサウナシュランのアワードボードが。恐らく撮影は禁止なのだろうと思いつつ、誰もいないことを確認し、個人用にパシャリ。これだけで来た甲斐があったとしみじみ。
さて、いざ風呂場に行くと、こじんまりした内風呂に、Marks and Webのシャンプーがならぶシャワー台。上を向くのログハウスの様な作りになっており、目に入るもの全てがテンションを上げていく。
まずは全貌をと、外に出ると、水風呂プールと大きい露天風呂、薬湯、寝れるウッドデッキ、整い椅子とベンチ、給水機が並んでいる。
役者はそろった。
軽く風呂につかり、いざサウナへ。
部屋の壁はマットな黒色で施されており、入った瞬間に洞窟に入ったかのような不思議な感覚に満たされる。
真ん中には細長いサウナストーンの棟が建ち、横にはロウリュの水とほうじ茶が。
下段は少しぬるめなので、一番上へと足を運び、ゆっくりとつかる。90度無い程度か。
メディテーションというだけあって、暗めのこのサウナではおのずと悟りを開けそうな気持になる。
通常のサウナの様なタイマー等は飾っておらず、目立たないところに砂時計のみ。
こういう時くらい時間をわすれ、熱くなったら出るスタイルでいいではないかと初心に還る。ほのかなほうじ茶のにおいもおつである。
何分経っただろうか。暗がりのサウナなので、ぼーっとしていると寝てしまいそうになるので注意だ。
細い光が外壁からさしてくる。まるで安藤忠雄の光の教会の様な仕様である。
完全に火照った体で水風呂にザブン。
肩まで裕につかる水風呂プールは最高である。
いつもなら整い椅子に直行といいたいところだ。
が、目の前は五百羅漢の荘厳な岩壁と森がたたずんでいる。
これを体で受け止めずしてどうしてくれようか。
ウッドデッキで体を大の字にして、横になる。
まだワンセットにもかかわらず、しっかりと整う。素晴らしい。
自然と一体になれるサウナだからこその一位か。と私は腑に落とす。
是非また再訪したい。
P.S.サウナのドアが少し薄く、浴場の音が結構聞こえてしまうため、もう少しドアを厚めに
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