電気湯
銭湯 - 東京都 墨田区
銭湯 - 東京都 墨田区
聖地巡礼で「電気湯」に行ってきました。
映画『PERFECT DAYS』で役所広司演じる主人公平山が自宅から毎日通っている実在の銭湯。
ただ平山が入っているのは実は女湯の方だというのは初めて知ったけど…男性側のペンキ絵は赤富士。
映像を見ると、たしかに女湯の方が絵になる感じですよね。
そこらへんは映画的リアルさ。
でも映画には映らない姪っ子の入ってた方が見られたというのも悪くはない気がします。
女将さんらしき人に聞くと、待ち合いもそのまま撮影に使われたそうで、ピンクの公衆電話や観葉植物は持ち込んだ物だけど、椅子やテーブルは撮影時の物らしい。
近くのミニシアターで上映も始まったそうな。
また聖地巡礼も兼ねて、見に行きたいな
古い銭湯ですけど、サ室からなのか、実に香りのよい銭湯。
昭和のストロングスタイルの遠赤外線サウナストーブは定員6名とは思えないほどパワフルで。
常連の地元の神輿会に入っているイケおじといろいろお話をしていました。
この強いサウナにしては地下水の水風呂はややぬるめの温度に感じちゃいますけど、常連さんに水風呂物足りなかったらシャワーの方が冷たいよと教えてもらいました。
浴室の壁に貼ってあった壁新聞は水で貼り付けてあるだけで湯舟に入りながら読める。壁新聞に投稿されていたのは公共性の話で、そこには言いっぱなし、返しっぱなしの対話の話が書かれていました。
昨日行った堀田湯からも近いけど、こちらはあえて昔の姿をできるだけ残すことで、地域の人との関わりを維持していく。
私は堀田湯の姿勢も電気湯の思想もどっちも素晴らしいと思います。
ロウリュウの湿度も昭和のストロングドライサウナもどちらもいいように。
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