汗蒸幕のゆ
温浴施設 - 宮城県 仙台市
3.11のサ活で記載させて頂いた通り、汗蒸幕に来ました。
震災で心を悼めたサウナーの集う場所と指定されたこちらに。
様々な思いが駆け巡るなか、いきなり死体安置所(黄土サウナ)に入る勇気はなかった。あの幾多の死体の山を思い出させる場所。
覚悟と心を落ち着かせる為、一度ドームへ入る。
すると二人組のサウナーが小声で会話を始める。
A「ここの寝れるとこのサウナ死体安置所って呼ばれてるじゃん？」
B「は？震災あったのに不謹慎すぎじゃね？」
A「いや、オレも最初はそう思ったんだけどさ、ここって水風呂で潜る人多いだろ？あれさ、たぶん津波で流された人の思いをそのまま感じれるようにやってると思ったんだよ…んでその前に死体安置所ってあるだろ…そう思ったら潜る人達のこと注意出来なくね？」
B「いや…まぁ…そうだな…」
ほぼ原文まま。そこから無言になったが そこから自分もハッとさせられた！確かにと。
そんな深い理由があってそう名付けたのかと思うと感銘せざる終えず涙が止まらなかった。
そしてロッキーサウナのオートロウリュはもしかすると志なかばで人生が終わったみんなの涙なのかと…。
いや、汗蒸幕に潜水士が絶えない理由がそんなに悲しい思いが込められてるとは知らなかった…。
自分だけでなく他のサウナーもここにきて東日本大震災での心の悼みや被災した人達の思いを見つめ直す為に来ている。
それがたくさんのイキタイの数になり、たくさんのサ活の数になっている。
そんな発信を普通ではなかなか出来ないと思う。
通常のサ活でそのような会話がでると言うことは日常的に被災した自分や人達の為に汗蒸幕に来ていると言うこと。
そこまでことばの影響力の大きさに驚きつつも仲間のいる安心感もあり、覚悟してたよりも落ち着いてサ活することが出来た。
上がってフロントに行き、献花やお供え物があるんですが？と聞いたら何のこと？となった…あれ進言してあるって記載みたけど…これ以上はおかしい人認定されそうだったので断念⤵️車に2桁万円使った花やお供え物あるんだけど…どーすべ…ナビたんで来た意味ないやん…。
出来れば汗蒸幕でご飯食べたかったけど食べれるような気分になれなかったので戻り足👣
ようやく落ち着いてきたのでほんまさんに紹介してもらったふじやまでお昼🍜
さて、残念な思いは残ったもののキュアに帰りますまる🙆♀️
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