堀田湯
銭湯 - 東京都 足立区
銭湯 - 東京都 足立区
【リノベ銭湯の真髄をみた】
2022年サ活〆訪問。今年も様々なサウナ訪問したがやはり最後は原点に戻って銭湯サウナで整い〆をしたいものである。
手ぶらセット1,360円、ストーブの調子が悪くサウナ室が温まるまで時間がかかるとのことだがここまできたらもう後は引き返せないので、問答無用で入室。さすがの名店、10:00に訪問も既に待ち列ができてており少し狼狽。
サーモメーターは70℃を指していたがもっと熱かったと思う。ほどなくして熱波師が来られロウリュを味わう。こちらのロウリュは特徴的で、ガラス質のやかんで熱せられたお湯が沸騰する形でサウナストーンに降り注がれるのだが、それがまあアチアチなことこの上ない。これでサウナ室が温まってない状態だというのだから普段は丸焦げ豚になるに違いない。
そして熱波師のアウフグースが始まったのだが人一人やっと収まる狭いスペースでこれまたなんとも上手に上半身の全てを使って優雅に熱波を送ってくださる。その姿はまるで、歌舞伎役者の華麗な大演舞を目撃しているようであった。
一瞬自身が歌舞伎座に居るのかと錯覚したほどだがもはやそのとき、師のタオルは扇の如く雅やかにそして優艶に空(くう)を切っていたのであった。
直ぐにカラカラに蒸し上がった室内に耐えきれず、水深160cmの水風呂にダイブ。カーッたまらん!水深がある水風呂ってなんでこうもキモチイイのだろうか。形容し難いこの快感を言語化することを考え外気浴してたら気づけば1セットを終えていた。
かなり混雑していたのでもう1セットと最近ハマりの熱風呂→水(ぬる)風呂→外気浴の独自で編み出した野良整いを1セット行い退店。墨OKな銭湯でかなり和彫りの深い方が多かったため苦手に思う人は是非とも注意頂きたいが、露天風呂から望むサウナ待機列に並ぶ般若の様は一見の価値アリ。
年を締めくくる最高の整いとなった。
男
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