文化浴泉
銭湯 - 東京都 目黒区
銭湯 - 東京都 目黒区
タトゥー、刺青について。サウナでは彫り物を入れてる人を頻繁に見る。
僕は人の顔を覚えるのが苦手なので、この人見たことあるなと思うのは、決まって彫り物をしている人だ。顔より絵柄を覚えているのだ。
何も書いていない人はその他大勢であり、自分自身もその中の一人である。
刺青OKな銭湯では頻繁に見るけど、そんなに多いの?という位に刺青をしている人は多い。裸になれる場所で人に見て欲しくなる気持ちもあるのかも知れないし、そんな気持ちもなんとなく分かる。
基本的に肉体加工をする人は世間では変わってる人扱いをされ、怖がられる風潮がある。
実は僕も人から変わってると言われる事がある。理解が届かず怖がる人もいる。そもそもサウナイキタイで孫正義という名前でこんな事を書いてるんだから想像に足るでしょ?
そんな僕が彫物をしないのは、MRIで火傷するからやめた方がいいと医者(友達)に言われてるのもあるけど、性格的に興味の対象がコロコロと変わっていくので結果的に何を書いていいのか分からい優柔不断さ、そして痛そうなのでやりたくないのと、極論それらを乗り越える程の興味がないだけである。
しかし考えてみると、サウナや銭湯行く人はそもそも変わった人なんじゃないのか。
みんな家に風呂はあるだろうしサウナは暑いし水風呂は冷たい。iPhoneも持ち込めないし人に気もつかう。そんな場所に1時間も2時間もいるのだ。僕は3時間くらいいる。変わっていない訳がない。
逆からの視点で、変わってない普通の人とは?
ひろし
そうだヒロシだ。
どこのヒロシだよ!って位どこにでもいる名前。ここでのヒロシは男はつらいよ、寅次郎の妹さくらちゃんの旦那で、隣の印刷屋の職工長役のヒロシである。
人生を捧げた小さな印刷屋で信頼を置かれている事、奥さんが可愛いことと川沿いに小さな戸建てを持っている事が人生の誇りだ。そして人に振り回されること、レールから外れて生きる人を正論で上から目線で見ることが楽しみな、あのヒロシだ。
寅次郎的な性格の僕はそんなヒロシに対し憧れのような、そういう優等生的な生き方を我慢せず出来ることを、実は密かに羨ましく思っている。
でもそれで良いのか?ヒロシはたった一度の人生を、タコ社長と団子屋のドタバタ劇に巻き込まれるだけで良いのか?いや、NOだ。
彫物をしない=ヒロシ ではないが、なんのアイコンもない真っ白な肌は、まるでヒロシではないのか。生まれてきたままが美しいなんて言うのは、感情に流されるまま右往左往して生きるのが美しいと言っているのと同意義ではないのか。
文字制限、続きはまた今度。
男
そんなヒロシよりトントゥを送らせて頂きます。
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