直感が働いてふくの湯に来たのだが、これが久しぶりの大当たり施設だった! 
一階の下足スペースから3階まで階段登ると番台がある。が、僕が行った時は無人だった。券売機でチケットを買って、どうしようかと悩んでいると、ソファに座っていたお爺さんがチケットを置いて勝手に入るといいとアドバイスしてくれた。が、これが良くなかった。というのもサウナキーをもらっていないのでサウナには入れない。というわけで再び番台に戻って店主からサウナキーを受け取ることに。
浴室内はモダンなタイル張りで綺麗。店主によると創業は40年ほど前でこのビルになったのは28年前だという。浴室だけ見れば一見黄金湯のようなモダン銭湯ぶりである。
サウナはガスヒーターの木とレンガのスタイル。水風呂もデカいが、この水風呂に汗カットもなしでガンガン皆入っていく。どうもこの施設、汗カットの概念がない人が多いようだ。
露天風呂があるというので外に出て階段を登る。これも長く二段ほど上がると屋上スペースに露天風呂があり、いい感じである。よく見ると奥にサウナがある。なんとサウナand水風呂が2つづつある珍しい施設なのだ。
屋上のサウナはメトスの小型タイプで、ゆっくりじんわりと汗をかける。すごく良いのは屋上にも水風呂があることだ。
この屋上のサウナ室は僕の好きな「怨念」系であった。怨念系サウナとは、木の壁にロッカーキーなどで落書きを彫りつけた跡が無数にあるサウナ室のことで、ひっそりと静かになれる施設で時折見かけることができる。屋上には言葉としては読み取れない苦悶の文字が無数に踊っていた。
時間帯(14時)もあったかもしれないが、こんなに大量のヤクザを見れたのも久しぶり。毎日サウナに通っていると、日本において反社会勢力というのはものすごい数がいるのね、と思って慣れてしまうけど、それでもふくの湯のカラクリモンモン率の多さはには身構えてしまった。更衣室上の内気浴スペースはもう組の事務所ですよ。こんなに緊張した内外気浴はアダム&イブレベルですね。
それにしてもあそこのソファの柄の凶暴さも素晴らしい。どこで売ってるんだろうあの座面。

草彅洋平_サウナ界の山岡士郎さんのふくの湯のサ活写真
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