【閉店】松の湯
銭湯 - 東京都 新宿区
銭湯 - 東京都 新宿区
新宿区銭湯スタンプラリーをしてた去年の年末から行きたいおふろやさんリストに載せてた松の湯さん。お目当ては「うたせゆ ボナ」。
7月末に閉まると前日他の方のサ活で知りやってきた。
寄り道した大塚から都電で。
堂々と通りに面したお店だけど少し地味だからかクリスマスみたいな電飾を光らせていて分かりやすい。
ご主人にお遍路ノートにかわいいゆげじいスタンプを押してもらった。大切な記念。
ロッカーはサウナ専用、大きくて嬉しい。
お風呂場に入ると目に飛び込んでくる鶴のタイル絵。開放的な高い天井。
こういう銭湯が好き。
混み過ぎないし寂しくない、程よい賑わい。
男湯のが賑わってそうだったかな。
お風呂はあつあつでいい湯だった。
浴槽の端にある打たせ湯はあまり高くない所から2本の線のようにお湯が垂れている。肩に当ててこっそりキャッキャ。
引っ掛ける鍵でいざサ室へ。
2段のサ室はちっちゃくて足の踏み場はほんのわずか。
誰もいなかったからかあつあつ、マットカラカラ。年季が入った木の壁が焼け焦げていて芳ばしい香り。テレビも音楽もなく静か。
そこにひとり。3セットずっと。
ボナにじわじわ蒸される。カラカラしてるからかすぐには汗が出ない。じっくりと。
12分計は「故障中」。このまま直されることはないのだ。
サ室出てすぐの水風呂は不思議な縦長浴槽。
15度ないくらいでそれは気持ちいい。お風呂の交互浴の人ともかち合わず、毎度独り占め。仕切られていて本当に独り占め感のある水風呂だった。
上がると脱衣所に閉店のお知らせがあった。
施設の老朽化と経営者の高齢化だとか。
ご主人はそんなお年ではなかったけどその後を継ぐ方がいないのかな。施設は確かに年季が入ってた。
常連さんはどんな気持ちだろう。
改装したり若い人が携わっているお店もあれば畳まないといけない店もある。
ブームで終わらせたくはない。せめて行き続けることしかできない。
松の湯さん、お疲れ様。ありがとう。
あの古いサ室、残りの日々頑張れ!
女
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