スーパー銭湯湯処葛西
温浴施設 - 東京都 江戸川区
温浴施設 - 東京都 江戸川区
仕事が忙しいのは良いことだ。経営者視点でそう言うのは分かるが、雇われの身としては複雑な心境である。
サラリーマン根性から抜け出すために、社の忘年会は参加を断った。参加している時間はもちろんだが、余興の企画や練習に費やす時間があるなら、もっと他のことに使いたい。
そんな意識高い系を気取ったものの、結局この日は残業になってしまった。どのみち忘年会への参加も間に合わないような状況だ。社の忘年会をサボタージュしたことより、まだ印象が良いだろうか。いや、本当の意識高い系なら、人の目など気にするまい。
職場を抜けて自転車を走らせる。忘年会会場の近くで、信号待ちの同僚とすれ違った。そのまま走り去った私は一路、東葛西へ。意識高い系にも、サボリーマンにも、サウナが必要だ。
というわけで、金曜22時過ぎに訪問。
仕事を収めた社会人に、お休みモードに突入した家族連れ。食事処はいつも以上ににぎやかだ。サウナも立ちが出るほどの混雑ぶり。しかし時間が経つにつれ、空席が出てきた。徐々に夜が深まっていく。
汗流しカットする人、掛水が浴槽に近すぎて水風呂に流れ込む人。タオルを高い位置で絞って飛沫をかける人に、タオルを湯船につける人。なかなかのオンパレードだが、他者のマナーは極力気にしない。細かいことが気になる性格だからこそ、この日はそう心掛けた。私はとにかく、癒されたいのだ。
外気は冷えているが、きっちり水気を拭きとると寒くはない。ベッドに寝転ぶと、とても気持ちが良い。足先が冷えやすいので、足だけ湯につけてみたり、工夫してみる。こうして自分の最適解を探していく作業も、楽しみのひとつ。
たまったストレスを吹き飛ばしたく、いつもより1回多い4セットをこなした。でもオートロウリュには遭遇できず。浴室の時計をチェックしておいたのだが、長針が11付近で止まってないか?メガネを外した私には、自分が見えてないのか、どっちかわからない。
サウナの後は、食事処へ。サ飯は摂らなかったが、ドリンクをグイっとやりながら、サ活を綴るのも楽しい。
気が付いたらそのまま寝落ちしていた。身体を冷やす前に、家に帰らねば。
なんだかんだで、ホームは居心地がいい。年明けにはまた、回数券を買おう。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら